国宝姫路城と美しい朝日を拝んでカメラに収める方法とスポットの紹介

姫路城と朝日の組み合わせは言うまでもなく絶景

日本で初めて登録された世界文化遺産で、国宝、唯一無二の存在感を放つお城・姫路城。

筆者はルーツが姫路にあることもあり、日本のお城の中でも姫路城贔屓がえげつないのですが、その依怙贔屓分を差し引いても姫路城はぶっ飛んで美しい。

360度どこから見ても様になる、朝から晩までどの時間帯もカッコいい、そんな我が国の宝が姫路城なのです。

上記の通り、すべての角度からすべての時間帯に見て欲しい姫路城ですが、その中でも筆者が推しなのが、姫路城と朝日のコンビネーションです。

建築美の塊のような姫路城と朝日を掛け合わせたら絶景なんてのは想像に難くないですよね。

そんな姫路城と朝日を拝むためには場所と時期が非常に重要になってきます。

当たり前ですが、太陽が昇ってくる場所が1年で変わるので、実際に姫路城と朝日を一緒にカメラに収められるのは1年で2か月程度なんです。

今回はそんな姫路城と朝日を撮影するコツを徹底解説いたします!

おすすめスポット

姫路城と朝日を撮るためには、お城の全景が見えてかつ背景にゴチャゴチャ建物がある場所は避けなければなりません。

さらには夜明け前からスタンバイするので、藪をかき分けたり、険しい山道を進んでいくような撮影場所もできるだけ避けたい。

こんなお城と朝日撮影の絶好の撮影場所があるんです。

それが、男山配水池公園です!!

男山配水池公園は、姫路城の北西に位置する男山という標高57.5mの山の頂上にあり、山の中腹には姫路城の鎮守社である男山八幡宮があります。

男山の頂上一帯が男山配水池公園となっており、麓から筆者調べでは約200段の石段で登ることができます。

男山配水池公園からの姫路城の景色は、世界遺産姫路城十景の一つでもあります。

階段には街灯がありかつ整備された階段なので、夜明け前の暗い時間帯でも難なく登ることが可能です。

ただし、結構急な階段なので、運動不足の方は筋肉痛覚悟でお登り下さい。

夜明け前の訪問となると徒歩もしくは車でのアクセスになると思いますが、姫路城隣接の姫山駐車場やシロトピア記念公園隣接の城の北駐車場は24時間営業しています。

どちらの駐車場も男山配水池公園までは徒歩で約10~15分です。

撮影時期

実は1年で姫路城と朝日をカメラに収められる時期というのはだいたい2か月しかないんです。

広角レンズで姫路城と遠い場所に昇ってくる太陽を映すのであれば話は別ですが。

この男山配水池公園で姫路城と朝日を一番近い位置で撮ることができるのが、冬至前後です。

その前後1か月くらいであれば、お城と朝日を近い位置で撮影することができます。

ちなみにこの場所は初日の出の人気鑑賞スポットにもなっており、元旦の早朝にはたくさんの人で賑わいます。

元旦は冬至から約10日後なので、お城と朝日の撮影時期としてはベストシーズンなのです。

時期によってどれくらいお城と朝日の距離が異なるか下記の写真を見ていただければわかると思います。

10月下旬撮影。焦点距離は35mm換算で80mmですが、朝日が出てくる場所がお城から遠くフレームに収まっていません。
1月上旬撮影。焦点距離は35mm換算で80mmで余裕でお城と朝日がフレームに収まっています。

だいたい11月下旬から1月下旬の2か月間がお城と朝日の撮影シーズンです。

せっかく行くのであれば、日の出時刻の30分前にスタンバイできるようにしましょう!

日の出も綺麗ですが、日の出前の刻々と空の色が変わっていく様子も見逃し厳禁です。

太陽は東の山から昇ってくるので、実際の日の出時間よりは遅く太陽がお目見えします。

また、天気の良い日は多くのカメラマンが来られているので、場所を譲り合って朝日を鑑賞しましょう。

どこから太陽が昇ってくるかは、日の出日の入りマップというサイトからも確認できますので参考にしてみてください。

撮影機材

必要なレンズは標準もしくは望遠レンズです。

少し構図は異なりますが、標準、中望遠、望遠での写り方を比較してみました。

筆者的には80mm~200mmくらいがベストかと思いますが、この辺は撮影者の好みによるところだと思います。

また、朝日が昇るまでの撮影は薄暗いので三脚が必要です。

姫路城と朝日の撮影に必要なものは、カメラ、標準~望遠レンズ、三脚です。

カメラ、レンズ、三脚で足りないものがあったり、ちょっとクオリティの良い写真を撮りたいなという時は良いカメラ、レンズをちょこっとレンタルするのもありです。

筆者も最近望遠レンズが破損したので、撮影に行くときはレンタルしています。

まとめ

今回は手軽に姫路城と朝日の絶景を拝める撮影スポットの男山配水池公園の紹介でした。

訪問の時期と時間帯さえ押さえれば、この場所からは絶景を拝むことができます!

ライトアップされた姫路城と姫路市の夜景を見るにも絶好の場所なので、朝も夜も訪れたいですね。

場所男山配水池公園
ベストシーズン11月下旬から1月下旬(冬至前後がベスト)
時間帯日の出30分前スタンバイが好ましい
撮影に必要なものカメラ、レンズ、三脚
おすすめレンズ標準~望遠レンズ
個人的には80mm~200mm(35mm換算)くらいがベスト

筆者オススメの姫路城撮影スポットはコチラから!

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