私の辞書に貯金という二文字はない

これは私が今日仕事中に取引先の営業マンに言い放った言葉である。

我ながら男前ではないですか。

この1年間コロナで営業活動が滞り、会うことがほとんどなくなった取引先の営業マンとの電話は心地の良いものだった。

旅好きで思いったらすぐに旅立ってしまう私の懐具合を心配して、

「貯金なんぼできた?次のランチは通帳持ってきいや、俺が進捗チェックしたるわ。」

というのが彼の決まり文句である。

今日もその決め台詞が出た瞬間、久々の楽しいやり取りにテンションMAXの私は、

「私の辞書に貯金という二文字はない!」

自分でも驚くほど通る声が出てしまった。

そんな時に限って、事務所の電話は鳴りを潜め、誰一人言葉を発していない静寂に包まれているというお決まりの状況。

まさか会社でボンビーガールを声高らかに発表してしまうことになるなんて。

きっとあの歳で貯金ゼロってやべえ女だと同僚たちに思われたに違いない。

が、私には私なりの持論があって貯金がないのであって、

パリピのような生活を送っている訳では決してない。

それに老後のためにコツコツ貯める必要性については、頭ではなんとなくわかっているつもりだ。

年とったら今のようには働けないし、できる仕事も限られてくるし、何なら病気になるかもしれないし。

でも私はおばあちゃんになってからできないことを元気なうちにやってしまいたかった。

だって、バックパック担いで旅したりとか、

ユースホステル泊の貧乏旅行とか、

友人と世界の美食くいだおれ飲んだくれの旅とか、

超睡眠不足な超弾丸ツアーとか、

朝までハシゴ酒とか(だいたい誰と何話したか覚えてないけど)、

おばあちゃんになってから体力的にキツいし、そもそも気力を失っている気がする。

なら若いうちにやりたいことはやっちまおう、どうせ明日死ぬかもしれないし!

そう、私は経験をお金で買ってるのだ!とドヤ顔で持論を展開していた。

以前、知り合いに「20年後に生きているって想定はないの?」と聞かれたことがある。

その時はなんて斬新な視点だ!と思ったくらいだ。

そんな私がコロナになって気付いてしまったこと。

みんなこういうとき(非常事態)の為に貯金してたのか!!

貯金って超大事!!!!

そう、私はコロナで大幅に給料がカットされ、家賃を払うのに精一杯な生活を余儀なくされている。

もはや安いところへ引っ越す資金もなし。

老後破産を待たずしてホームレス会社員になってしまうのか・・・。

やりたいことをやって住むところを失っては元も子もない。

今まで貯金ゼロでも生きてるよ!とちょっといきってたけど、

コロナを経験して所謂日本人的な正常な感覚に気付いてしまった以上、やりたいことやって貯金ゼロはあまりおすすめできない。

やりたいことも大事だけど、ちょっとだけ貯金もした方が安牌というものだ。

でも意外に収入が減ったら減ったでそれなりに生活もできちゃうという現実。

収入が少し戻ったら、貯金ブログでもやろかな。

「貯金ゼロから100万円貯める方法」的な。

宵越しの銭は持たない典型と言われてる私にはハードル高いかな?

ま、要検討ということで。

では!

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