海外旅行でもカメラで写真を撮りたい!
旅と写真をこよなく愛するNamic(@nami.739)です。
写真をかじっている人なら、せっかく旅行に行くならスマホではなく自分のカメラで美しい景色を残しておきたいと思うのが必然というもの。
国内であればいつも写真を撮りに出掛けるノリで行けるけど、海外となると期間も長ければ飛行機での移動もあり手荷物の取り扱いも考えなければならない。

何よりも海外旅行なんて普通はしょっちゅう行けるものでもないので、失敗したくない!
そして私のようにバックパックで旅する人は荷物を減らしたいから、持ち物は厳選したいもの。
この記事では、旅行を計画してカメラ周りの荷物で悩んでいる人の為に、旅行の際に持って行くべきもの、要らないもの、移動中の注意を解説しています。


これは必需品!持って行くべきカメラアイテム
ミラーレス一眼カメラ
ご自身が普段使っている一眼レフを持って行きましょう。
あえて「ミラーレス一眼カメラ」としたのは、ミラーレスの方が一眼レフよりもコンパクトで軽いからです。
ただでさえ旅行では普段より歩く上に重いカメラを持ち歩いていたら、疲れて撮影意欲も落ちてしまいます。
旅行先にカメラを持って行きたい人でこれからカメラを買い替える、新たに買う人は、ミラーレス一眼一択です。



私が使っているOLYMPUS(今はOM SYSTEMと名前が変わりました)のミラーレス一眼は、フィルターに汚れが付きにくく、防塵防滴で頑丈なのでまさに旅行や登山にもってこいのカメラです!
バックアップ用カメラ
個人的に旅行期間が2週間くらいまでなら、予備のカメラは不要だと思っています。



1か月など旅行期間が長期になると、絶対カメラ2台は必要です!
実際に私が1か月の旅に出かけたとき、1週目でカメラ2台のうち1台が壊れたのですがサブカメラを持参していたのでなんとかなりました。
1台しかなかったらと思うとぞっとしますが、Goopassのサブスクでカメラを1台レンタルして行って本当に良かったと。
予備があるという安心感をゲットするとともに新しいカメラを買わずして違うメーカーのカメラを安い費用で試せたので、レンタルは本当にオススメ。
大容量SDカードもしくは予備SDカード
これは必需品中の必需品。
私が十分なメモリーカードを持って行かず、最後の方は枚数を計算しながら写真を撮っていました・・・
写真をバックアップする為にPCも持って行っていたのですが、途中でPCの容量がパンパンに。
旅行中にクラウドにアップロードしようと試みましたが、特にRAWデータの写真は容量が大きく時間がかかりすぎてバックアップできず。
必ずこれぐらいあったら大丈夫だろうと思うメモリー+αでSDカードを準備しましょう!
海外行ったらこれでもかってほどシャッター切っちゃいますから。
フィルター(NDフィルター)
フィルターなんていらんやろと思ったアナタ!
甘いです。
先日地中海周りとモロッコを旅してきましたが、天気が良すぎて白飛び写真を量産したのは私です。
フィルターと言っても表現の幅を広げるというよりも、普通に写真を撮る為にです。
海外って天気が良いと予想以上に明るいんです。
限界くらいのシャッタースピードでも、光が強すぎて明るすぎる写真や白飛び写真になってしまいます。
特に明るいレンズ(F値が小さい)を使う場合、明るいと絞りを解放できずボケのある写真を撮ることができません。
これではせっかくの明るいレンズも台無しですよね。



フツーに写真を撮る為に、光を減らすNDフィルターは必需品です
フィルターの濃さは、濃すぎない方が良いです。



ND8くらいであれば明るいレンズで明るい場所でもボケのある写真を撮れるハズです!
予備バッテリー
言わずもがな予備バッテリーは必需品。
旅行に行くと朝から晩まで写真を撮りっぱなしなので、バッテリー一つでは足りません。
必ず予備バッテリーを持参しましょう!
必要に応じて持ってくと良いもの
三脚
夜景、星、花火だったり、長秒露光で車のヘッドライトや星の軌跡を撮る人はいわずもがな必需品となります。
普段このような主題で写真を撮っていない人は、念の為に・・・とあえて持って行く必要は全くありません。
・夜景、星、オーロラ、花火、滝、長時間露光で写真を撮る
・タイムラプスを撮る
昨今のカメラの手振れ機能はとても高性能なので、だいたいのものは三脚無しで撮影できます。



私のようにタイムラプス動画を撮る人も三脚は必需品


交換レンズ
交換レンズも何を主題にして写真を撮るか、ズームレンズを持っているかどうかによります。
・ある程度の画角をカバーできる交換レンズを持っていない
・普段からマクロレンズや超広角レンズを使用した写真を撮っている
旅行においてズームレンズは正義以外の何物でもありません。
ある程度の画角をカバーできるズームレンズを1本持っていれば、交換レンズは不要です。
私はタイムラプス撮影に超広角レンズが必要なので、常時カメラに付けているズームレンズとは別に超広角レンズを持って行きます。
ズームレンズを持っていない方は、旅行の期間中にレンタルするというのも荷物を減らす一つの手です。
ストロボ
これもどんな被写体を撮るかによります。
私は自然や建物メインなのでストロボの必要性を感じたことは一度もありません。
もしストロボを持って行く人は、屋内はフラッシュ禁止の場所も多いので配慮して撮影しましょう。
・ポートレートがメイン
・雪を撮る
カメラ持参で旅行する際の注意点
飛行機搭乗の際の注意点
飛行機に乗るときはカメラは必ず機内持ち込み荷物で
リチウムイオンバッテリーは受託手荷物として預けられないこと、航空会社が精密機械は機内持ち込みするよう推奨していることからカメラは必ず機内持ち込み手荷物としてください。



予備バッテリーのみも受託手荷物に預けられないので、こちらも必ず機内持ち込みで
カメラは空港によっては、保安検査場でカバンから出す必要がありますので、すぐ出せるようにしておいた方が良いです。
旅行中の注意点
カメラは人から見えないように持つか撮るとき以外はカバンにしまっておくこと
理由は2つあり、1つ目は盗難を防ぐため、2つ目は落としたりして破損するリスクを軽減させるためです。
行き先によってはカメラはその国の人の年収くらいの価値があったりします。
そんなものを無防備に手持ちで歩いていると、必然的に盗難などのトラブルに巻き込まれるリスクが高まります。
可能な限り撮影するとき以外はカバンにしまっておくことが無難です。
またカバンへカメラをしまっておくことで、うっかり落として破損してしまうようなリスクを減らすこともできます。



どれだけ注意していても、盗難や破損のリスクはゼロとは言えないので、日本出国前に旅行保険へ加入することを強くオススメします!
保険に加入しているかどうかで何かあった時のメンタルが天国と地獄ほど変わってきますから。


まとめ
結構NDフィルターは盲点かなと思うので、天気の良い国へ行くときは忘れずに!
せっかく海外に行くんだから、ベストコンディションで写真を撮らないともったいないですよね。
盗難に気を付けて海外でも撮影を楽しみましょう。
ビギナーさん向けに旅行写真が簡単に見違えるテクニックをコチラで紹介していますので、是非参考にしてくださいね。


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