今回の旅のコンセプト
アラフォーバックパッカーのNamic(@nami.739)です。
15年勤めた会社を辞めて1か月間のバックパッカー旅に出かけてきました。
まさかアラフォーでバックパッカーをするとは思いもよらなかったのですが、アラフォーで旅の経験を積んできたからこそ自分の旅の目的が明確になってきて、予算と目的を擦り合わせた結果、バックパッカー旅という形になりました。
今回訪問した国は、ギリシャ、クロアチア、モンテネグロ、ボスニアヘルツェゴビナ、スロベニア、イタリア、モロッコ、スペイン、ポルトガルの9か国です!
モロッコが主要目的だったので10日間滞在、あとは見たいところをピンポイントで見ていくような旅のスタイルをとりました。
スケジュールに縛られたくなかったので、宿やバス、フライトは前日か当日に手配することが多かったです。
世界の絶景を見たい
現地の人やいろんな国からの旅行者と交流したい
現地の美味しい食べ物とお酒を楽しみたい
予算が潤沢にはなかったので、このやりたいことを軸に取捨選択をしていきました!
実際にかかった費用
1か月間、9か国周遊の旅でかかった費用はズバリ。
約58万円
いかがですか?高いと感じましたか?安いと感じましたか?
私は最大60万円の予算を設定していたので、ほぼ予算通り。
1ユーロ=160円の超円安のタイミングにも関わらず費用を抑えて満足度の高い旅ができたので、上出来です!
ざっくりとした内訳はこんな感じです。
航空券代(日本発着国際線+欧州内3本) | 約180,000円 |
地上交通費(バス・鉄道・フェリー・タクシー) | 約105,000円 |
観光(ツアー代、入場料) | 約70,000円 |
宿泊代金 | 約95,000円 |
食費・飲み代 | 約90,000円 |
お土産・その他 | 約25,000円 |
通信費(eSIM) | 約15,000円 |
宿泊代金は、平均して1泊3,653円なので、当初の1泊4,000円までという目標を達成できました。
食費も飲み代を含めてこの金額であれば優秀ではないかと思っています。
出発前にバックパックを新調したり、写真が趣味なのでバックアップのミラーレス一眼カメラを1か月2万円でレンタルしたりしたので、準備費用もすべて含めると60万円を超えています。
予算を抑えるために工夫したコト
ただでさえ予算がない上に、超円安。
旅でやりたいことを軸に不要なものを削っていきました。
その他に基本的な節約5カ条はコチラからどうぞ
1.世界の絶景を見たい
- 行きたいと思ったところはガンガン行く
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行きたいと思ったところはほぼ行ったけど、基本は公共交通機関と徒歩で移動。
ロープウェーやケーブルカーがある山も徒歩で登り、タクシー代が安いモロッコですらも路線バスが走っている場所であれば、バス移動。
それでも鉄道が遮断されていたギリシャのメテオラとモロッコのサハラ砂漠は自力で行くことは難易度が高すぎたので現地ツアーに申し込みました。
- 今回のターゲットは絶景だったので美術館と博物館はすべてスルー
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今回は絶景だったり自然や都市風景を楽しむと決めていたので、美術館や博物館はすべてスルーしました。
ヨーロッパのこういう類の入場料は安くても10€~なので、入場観光はどうしても行きたいところを厳選しました。
私が世界の絶景をテーマにしたのは、趣味がカメラというのも理由のひとつ。
関連して海外旅行に持っていくべきカメラアイテムの記事も書いてるので興味がある方はコチラもどうぞ。
2.現地の人やいろんな国からの旅行者と交流したい
- 現地の人と交流したい
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公共交通機関を使うようにする、地元の人が行くような食堂で食事をする、現地の人にはその国の言葉で挨拶をする、迷ったら地元の人に道を聞く。
最初の2つは直接節約にも繋がり、現地の言葉で挨拶をすることで会話が広がり仲良くなり、リーズナブルなお店を教えてもらえたり、車で送ってもらったりと結果的には節約できてました。
- 色んな国の旅行者と交流したい
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これはホステルのドミトリーに宿泊することですぐ実現できるうえに、宿泊代金がリーズナブル!
私はBooking.comで評価8以上のホステルに絞っていたので、どこも快適でかつ最安で1泊8ユーロ(約1280円)で泊まれたりもしました。
世界中に友だちができてかつ節約もできたので大満足です。
3.現地の美味しい食べ物とお酒を楽しみたい
- 現地の名物は絶対食べたい
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現地の名物=現地の人にも広く食べられているものなので、現地の人が利用する食堂で食べれば安くつきます。
イタリアのベネチアなど物価の高いエリアでは、外食はほぼせずに冷凍のラザニアやスーパーのお惣菜で節約しましたが、さすがは美食の国です。イタリア料理は冷凍食品ですら美味しかったです。
- 毎日のお酒は欠かせない
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お酒好きの私は毎日お酒を飲みたい。
これも旅行中は実現できました。
物価の高い国では、スーパーでビールやらワインを買ってホステルの共有スペースでエンジョイし、物価の安い国では安そうなバーを探して入ることで痛い出費にならずに済みました。
まとめ
旅行ってやりたいことをすべてやろうとすると、際限なくお金がかかってしまうもの。
私のようにアラフォーにもなると、いい歳なんだから少しくらい贅沢してもいいんじゃない?という邪念も芽生えてくるお年頃。
そんな私が予算内に旅費を抑えることができたのは出発前にたった一つのことを決めただけ。
自分がどんな旅をしたいのか、旅立つ前に決めることがとても重要です。
その自分がやりたいことを軸に取捨選択をしていけば意外と簡単に節約の方法が見えてきますよ。
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