オリンパス機でタイムラプス撮影の注意点と解決方法

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タイムラプスのちらつきに悩まされた1か月

趣味でタイムラプスを作っている人、Namic(@739_nami)です。

オリンパスユーザーなのですが、カメラを買い替えてからというものの思うようなタイムラプスを制作できず、悶々とした日々を送っていました。

その悩みというのは、前のカメラでは一度も悩むことがなかった色の揺らぎで出来上がるのはクオリティの低いものばかり。

タイムラプスとはカメラのインターバル撮影機能を使って一定の間隔で数百枚の写真を撮って、動画編集ソフトで1枚に繋げてパラパラ漫画のような動画に仕上げたものです。

言葉で説明してもあれなので、こんなやつです↓↓

このタイムラプスを作るために撮影する数百枚の写真は基本的に同じ設定にし、ピントは固定し、昼間であれば明るさや色味にバラつきが出ないように、明るさが変わっていく時間帯であれば色味が変わらないように撮るのが鉄則です。

そうしなければ、出来上がった動画にちらつきが出たり、ガタガタ揺れたような動画になってしまうからです。

撮影する写真の色味が異なると、動画にした時に映像にちらつきが出て揺れているようなガタガタした映像に見えてしまうのです!

筆者はタイムラプスを撮り始めて数年、それなりにコツは掴んでシーンに応じて一丁前に設定を変えたりなんかもしています。

周りに写真が趣味の人間がいないことを良いことに、ドヤ顔で「タイムラプスのことなら任せろ」と豪語していた。

それがカメラを買い替えたとたんに、数百枚撮る写真の色味が少しずつ変わって動画にするとちらつきが出るようになったのです。

フォーカス、ホワイトバランス、ISO をちゃんと設定しているのにも関わらず。

そこで私が想定した原因は二つ。

  1. 写真現像ソフトLightroomの一括編集機能がバグっている
  2. カメラの初期不良

①に関してはどれだけネットで不具合がないか検索しまくっても、編集の一括編集に関する不具合は6、7年遡っても1ミリも出てこない。

②に関してはインターバル撮影ではなく普通に撮影したり、連写は全く問題がない。

それにカメラの動作も操作に関しても全く問題ない。

むしろサクサク動き過ぎて、私がついていけてない。

カメラの初期不良ではない雰囲気しか醸し出していない。

困ったぞ。

タイムラプスの撮影方法の詳細はコチラから↓

あわせて読みたい
タイムラプスと動画の違いとは?タイムラプス動画の魅力とデジカメを使った撮り方を徹底解説! 魅力が詰まったタイムラプス動画についての紹介です。初心者でも簡単に撮れるカメラの設定方法も紹介しているので、タイムラプスを撮ってみたい!という方にオススメの記事となっています。

ちなみに私が買ったカメラはOLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅢです。


ちらつきの原因はコレ!

様々なキーワードでGoogle先生に教えを乞う日が何日も続き途方に暮れかけていたころ、どうやらオリンパスには独自の色を調整する機能があることを知る。

もちろんオリンパスに限らず、カメラにはカメラ内で仕上がりの色を調整してくれる機能がついています。

オリンパスは仕上がりの色の調整をピクチャーモードと呼んでおり、「ビビッド」「ナチュラル」「フラット」「ポートレート」などから被写体や仕上げたいイメージで選ぶことができるのです。

さらにはオリンパスには他のメーカーにはない「i-Finish」なるものがあり、このi-Finishは記憶色を再現するとのことで、カメラが自動的に被写体を判断、分析して最適な色やコントラストに調整して印象的に仕上げてくれるとのこと。

ここまでは良いんですよ、言ったらカメラがええように撮ってくれるということですから。

ただ冷静に考えてみるとですよ。

撮影シーンによってカメラが自動的に判断する

撮影する度にコントラストや鮮やかさが変わる

夕日や朝日などの明るさが刻一刻と変わっていくシーンでは都度カメラは明るさを分析して調整してくれる

これやん!!!!!

ソッコーでカメラの設定を確認したところ、ピクチャーモードは「i-Finish」になっておりました。

オリンパスは購入時のデフォルトは「i-Finish」になっているようです。

そう、i-Finishに設定されていたことでインターバル撮影で数百回シャッターを切るたびに、カメラ様がご丁寧に色味を調整してくださっていたようで。

結果、1枚ずつ色味にバラつきが出ているので、動画にするとフリッカーのようにちらつきが出てしまっていたということです。

この答えに辿り着くまでかなりの時間を費やし、何本もタイムラプスを無駄にしたけれども、原因がわかってスッキリ!!!

https://cs.olympus-imaging.jp/jp/support/cs/webmanual/learningsupport/IM008/jp/contents/02_shooting_41.html#setting

解決法

解決法はただ一つ、

i-Finish以外で撮影する!!!!

以上。

まとめ

オリンパスで同じような悩みを持つ方の役に立てば・・・と思い記事を書きましたが、10年近くオリンパスを使っていてこんな単純明快な答えに辿り着くまでにとんでもない時間を費やしたという恥を晒す結果になった感も否めないですが。

ということで今回はオリンパス機でタイムラプスを作るときの注意点についての記事でした。

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