【2021年版】梅雨本番!雨の雰囲気も見逃せない京都のお寺+α10選

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京都は雨の日でも魅力的なんです

緊急事態宣言が解除され、これから京都観光を計画している人も多いかと思います。

ただこれからが梅雨本番!

せっかく京都に来たのに雨・・・しょぼん。

ではないですよ、京都には雨が降っている方が雰囲気が出るスポットがたくさんあります。

むしろ、雨降ってラッキー!

ですよ。

京都在住13年の筆者の独断と偏見で、雨でも観光も撮影も楽しめるスポットを紹介します。

1.圓光寺

ゆっくり雨の音を聞きながら、お庭を眺めて癒されたい人には圓光寺がオススメ。

個人的には雨の日にぼーっとしたい場所ナンバー1です。

程よく洗練されている空間で、広すぎず狭すぎずで落ち着きます。

紅葉の季節なんかはゆっくりすることは100%無理ですが、梅雨時は比較的すいているので、運が良ければ独り占めできます。

本堂前の水琴窟で癒しの音を聞いてから本堂へ上がりましょう。

境内には竹林や京都を一望できる展望スポットもあるので、写真を撮るにも飽きません。

叡山電鉄の一乗寺駅が最寄り駅なので、ラーメン街道でラーメン→圓光寺→ラーメンと夢のような休日を過ごすことができます。

詩仙堂も徒歩数分の距離にあるので、お腹を減らすためにラーメン→圓光寺→詩仙堂→ラーメンというコースもありです。

話が逸れました。

見どころが沢山あるので、詳細は「京都で新緑を楽しめるオススメの穴場&定番スポット」で紹介していますのでどうぞ。

住所〒606-8147 京都市左京区一乗寺小谷町13
アクセス京都市バス 一乗寺下り松町から徒歩約5分
叡山電車 一乗寺駅から徒歩約15分
拝観時間9:00~17:00
拝観料大人  500円
中高生 400円
小学生 300円
瑞巌山 圓光寺|Zuiganzan Enkouji...
瑞巌山 圓光寺|Zuiganzan Enkouji Temple 圓光寺(えんこうじ)は、京都市左京区一乗寺にある臨済宗南禅寺派の寺院。山号は瑞巌山、開山は三要元佶(閑室)、開基(創立者)は徳川家康。当寺では徳川家康の命により...

2.旧三井家下鴨別邸

雰囲気ある歴史的建造物で景色とスイーツを楽しみたい人は旧三井家別邸へ。

旧財閥三井家が別邸として使用していた建物です。

通常見学できる範囲は、明治時時代に建てられた主屋の一階と大正時代に増築された玄関棟とお庭です。

写真は明治築の主屋一階で、なんと窓ガラスは明治時代のものです。

絶対触ったらだめなやつです、割れたらもう替えがないですから!

この旧三井家別邸のすごいところは、歴史的建造物であるにも関わらず、好きなところでスイーツを楽しめるところです。

期間限定で朝食や抹茶を楽しめるイベントをやっていたり、定期的に非公開の茶室や主屋二階の特別公開を行っているので、色んな楽しみ方ができます。

まだ公開されてから5年ほどしか経っていないので、知る人ぞ知る穴場の隠れた名所です。

苔に覆われたお庭に紫陽花も植えられているので、雨の日に抹茶を飲みながらゆっくりしたいですね。

公式HPはありませんが、公式Instagram(@shimogamobettei)もしくは京都観光Naviからイベント情報を確認できます。

住所京都市左京区下鴨宮河町58-2
アクセス京都市バス 葵橋西詰から徒歩約5分
京阪電車 出町柳駅から徒歩約5分
京都地下鉄 今出川駅から徒歩約20分
開館時間9:00~17:00(最終受付16:30)
休館日水曜日及び12/29~12/31
※水曜日が祝休日の場合は、その翌日
入館料一般500円 中高生300円 小学生200円
※京都市内在住もしくは京都市内の小中学校に在学する小中学生は無料
※京都市内在住の70歳以上は無料
(生徒手帳や年齢を証明できる運転免許証等の提示が必須です)

3.建仁寺

クールな双龍図と風神雷神図屏風、枯山水に禅庭、写経体験、街中で一度に京都感を味わいたい人には建仁寺です。

京都最古の禅寺で、祇園にある建仁寺。

四条河原町からも歩いてすぐなので、買い物とセットで訪問可能です。

境内は広く、14の塔頭寺院に囲まれています。

拝観可能な大書院、小書院、方丈、法堂はすべて屋根付きの廊下で繋がっているので、雨でも濡れることなく移動できます。

入り口には俵屋宗達の「風神雷神図屏風」、法堂の天井には小泉淳作筆の「双龍図」(2002年作)、桃山時代に書かれた襖絵「雲龍図」「竹林七賢図」の複製が展示してあり、見るべきものもたくさんあります。

風神雷神図屏風や襖絵は複製なので、写真撮影もできます。

お庭は潮音庭、〇△□乃庭、枯山水の大雄苑があり、いずれも座って眺めることができます。

座って眺められるというのは非常にポイント高し。

そして枯山水は雨で石組が濡れている方が石の質感に緑が映えて雰囲気が出るからカッコいい。

事前申し込みなしで写経もできるので、なんだかんだで半日近く過ごせてしまうのが建仁寺です。

2021年6月現在、建仁寺門前の花見小路は水道工事の為、一時的に石畳がはがされアスファルトになっています。

10月末の工事終了までは地面がアスファルトなので、いつものような風情ある景色ではありません。

住所〒605-0811 京都市東山区大和大路通四条下る小松町
アクセス京阪電車 祇園四条駅から徒歩約7分
京都市バス 南座前から徒歩約7分
阪急電車 河原町駅から徒歩約10分
拝観時間10:00~17:00
拝観料大人 600円
中高生 300円
小学生 200円
あわせて読みたい
建仁寺 The Oldest Zen Temple Kenninji 建仁寺は臨済宗建仁寺派の大本山で、建仁2年に開創しました。開山は栄西禅師、開基は源頼家です。坐禅体験、写経体験受け付けております。

4.永観堂

圧倒的青もみじで疲れた眼を癒し、綺麗な空気で心身ともにリラックスしたい人は永観堂がオススメ。

「もみじの永観堂」と呼ばれている永観堂禅林寺。

もみじが圧巻なら青もみじも圧巻です。

紅葉の時期の永観堂は尋常ではない人ですが、青もみじの季節は空いていて癒しスポットです。

境内も広く、拝観ができる古方丈、瑞紫殿、釈迦堂、開山堂、御影堂、阿弥陀堂(本堂)はすべて屋根のある廊下で繋がっています。

放生池まわりの散策や多宝塔へは濡れることを覚悟していきましょう。

永観堂のご本尊の「みかえり阿弥陀」は、左に振り返る阿弥陀如来像でとてもレアな阿弥陀さまなので必見です。

お堂の中に椅子があるので、一度座ったら動き出せなくなります。

この際、雨の音を聞きながらお堂に引き籠るのもありでしょう。

古方丈の窓ガラスの青もみじリフレクション、床もみじ、臥龍廊、多宝塔からの京都の展望、放生池と東山の景色なんかは写真に収めておきたいです。

住所〒606-8445  京都府京都市左京区永観堂町48
アクセス京都市バス 南禅寺永観堂道から徒歩約3分
京都地下鉄東西線 蹴上駅から徒歩約15分
拝観時間10:00~17:00(受付終了16:00)
拝観料大人 600円
小中高生 400円
あわせて読みたい
永観堂(Eikando,Kyoto) 京都永観堂禅林寺HP

5.妙顕寺

ちょっと定番以外のお寺にも行ってみたいなと思ったら、妙顕寺なんかはどうでしょう?

妙顕寺には4つの趣の異なるお庭があるのですが、私のイチオシは写真の孟宗竹の坪庭です。

洗練されてる感じで、お洒落でカッコいい!

28本の孟宗竹が植えられているそうです。

ネスカフェのCMにも使われたらしいです。

書院、仏殿、大本堂を拝観できるのですが、すべて屋根のある廊下で繋がっていて雨の日でも快適です。

この大本堂には、「でかなまる」と呼ばれる金丸が置いてあります。

あの仏壇でチーンと鳴らすやつの超巨大バージョンです。

自由に鳴らしてOKなので、雨に日でも、ひとりでも、なかなか楽しめます。

特別拝観期間中は花手水をやっていることもあるので、花手水に出会えたらラッキー!

住所〒602-0005 京都府京都市上京区妙顕寺前町514
アクセス京都市バス 堀川寺之内から徒歩約5分
京都地下鉄 鞍馬口駅から徒歩約10分
      今出川駅から徒歩約15分
拝観時間10:00~16:30(受付終了16:00)
拝観料一般 500円
小学生以下無料
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6.真如堂

お庭好きでも普通のお庭じゃ物足りなくなった方は真如堂の京都随一のお洒落ガーデンを堪能すべし。

真如堂の隨縁の庭がとんでもなくお洒落です。

この写真のお庭ですが、あふれ出るモダンな雰囲気。

真如堂は旧財閥三井家の菩提寺であることもあって、三井家の家紋の四ツ目がデザインされています。

この隨縁の庭は有料エリアにありますが、一見の価値ありです。

紅葉の名所であるだけあって青もみじも圧巻で、雨の日の濡れたもみじと苔の絨毯がたまりません。

6月には本堂前の大きな菩提樹の花が見頃を迎え、甘い香りを漂わせています。

三重塔横の手水鉢にはいつも控えめにお花が添えられています。

住所〒606-8414 京都市左京区浄土寺真如町82
アクセス京都市バス錦林車庫前から約8分
拝観時間9:00~16:00(最終受付15:45)
拝観料大人 500円
中学生 400円
特別拝観(春・秋期)
大人 1,000円
中学生 900円
真正極楽寺 真如堂
真正極楽寺 真如堂 真如堂は、正式には鈴聲山真正極楽寺といい、比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺です。永観2年(984年)比叡山の戒算上人により開創し、元禄6年(1693年)に現在の京都...

7.蓮華寺

昔ながらの素朴なお寺の雰囲気を味わいたい人は少し足を延ばして蓮華寺へ。

京都中心地から少し離れた八瀬にある蓮華寺はとても素朴で静かなお寺です。

意外にもJR東海の「そうだ京都、行こう」のポスターにもなった場所らしいです。

四条からはバスで30分、電車でも京阪と叡山電鉄を乗り継いで30分かかる立地から、洛中の寺院と比べるとかなり人は少ないです。

江戸初期に加賀前田家の家老によって洛中からこの地に移され再興したお寺なのですが、石川県民の私は加賀前田家絡みというだけで親近感を覚えます。

こぢんまりとしたお寺で、洗練された洛中のお寺と比べるととても素朴でホッとする雰囲気を持ったお寺です。

住所〒606-0065 京都市左京区上高野八幡町1
アクセス京都バス 上橋(かんばし)から徒歩約1分
叡山電車 三宅八幡駅から徒歩約10分 
拝観時間9:00~17:00
拝観料大人 400円
中学生以下無料

8.光明院

京都の名所の混雑に疲れてしまったら、京都駅近くながらも穴場の光明院で一休み。

東福寺の塔頭寺院で、知る人ぞ知る穴場スポットです。

写真のお庭は、作庭家・重森美玲作の枯山水「波心庭」です。

観光寺院ではないので、ちょっと近所のお寺さんに用事で寄らしてもらいました的な気持ちになります。

座敷からぼーっと庭を眺めるとなんでこんなに癒されるんでしょうね。

住所〒605-0981 京都府京都市東山区本町15-809
アクセス京阪電車 鳥羽街道駅から徒歩約5分
京阪電車/JR 東福寺駅から徒歩約15分
拝観時間7:00~日没
拝観料志納(300円~)

9.柳谷観音楊谷寺

イマドキなフォトジェニックな写真が撮りたい人は、柳谷観音で花手水巡りがオススメ。

長岡京市にある柳谷観音は花手水の有名スポットとなりつつあります。

境内に5つある手水鉢のうちいくつかは常にお花が入っています。

花手水と名勝庭園の浄土苑、上書院からの青もみじは必見です。

書院では浄土苑を眺めながら写経できますし、見どころも多いので半日近く過ごせます。

本堂、書院、上書院、奥の院はすべて屋根のある廊下で繋がっています。

週末や縁日(17日)は混むことが多いので、平日が狙い目です。

こちらも見どころが多く別記事で詳細を紹介しています。

拝観時間9:00~16:00
拝観料あじさいウイーク開催中2021/6/6(日)~7/4(日)
大学生以上700円 高校生500円 小中学生無料
上書院の拝観は別途800円(通常期は500円)
住所〒617-0855 京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
アクセス毎月縁日の17日のみJR長岡京駅及び阪急西山天王山駅からシャトルバス運行(片道300円)
シャトルバス時刻表
縁日以外は車でのアクセス

10.東山界隈

京都に来たからにはTHE★京都な景色を見たい人は、とりあえず東山界隈へどうぞ。

清水寺から高台寺の間の二年坂、三年坂あたりは雨の日でも京都らしい風情を楽しめます。

石畳が濡れて質感が出るのと、少し暗い方が風情があるので、この辺はむしろ雨の日や夕方が一番綺麗なんじゃないかと思っています。

基本、人は多いですが。

まとめ

筆者の趣味に偏り気味に雨に日のおすすめスポットを紹介しましたが、行きたいスポットは見つかったでしょうか?

意外に雨の京都も良いものですよ。

私は昔は絶対観光も写真撮るのも晴れてないと嫌!ってタイプでした。

ピーカンで明暗差が激しいと写真もなんかイマイチだけど、雨に日は石やら木やら質感が出ていい感じかも?ということに気付いてから、晴れも雨も楽しめるようになりました。

ということもあってこんな雨の日の記事を書いてみた次第です。

紫陽花スポット探してる人は是非こちらもどうぞ。

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