京都市在住の筆者が今年見たいとっておきの京都の桜5選【2022年】

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2022年の桜の開花はいつ?

昨年の2021年は開花が例年よりも早すぎかつお花の持ちが悪く3月中に散ってしまい、満開の桜を見逃した人も多いのではないかと思います。

3月に入り、桜の開花予想の信頼度も高くなってきたところで、2022年の京都の開花予想を調べました。

地点開花予想日平年差昨年差満開予想日平年差昨年差
京都市3/26±0+10日4/2-2日+7日
引用:Tenki.jp(https://tenki.jp/sakura/expectation/#sakura-forecast-area-title-6)

今年の予想では例年並みで、昨年のように3月中に散ってしまい4月の頭には葉桜・・・ということにはならなさそうです!

4月の第一週から第二週にかけてが2022年の見頃になりそうですね。

参考に昨年の開花状況を知りたい方はこちらの記事からどうぞ。

筆者が2022年に見たい京都の桜・厳選5選

筆者は10年以上京都市に住んでおり、京都の桜は一通り見てきています。

その中でも今年見に行きたいなと思っている、比較的密を避けられるとっておきの京都の桜を紹介します。

本満寺のしだれ桜

賀茂川近くにある本満時には、円山公園にある祇園枝垂れの姉妹桜である圧巻のしだれ桜があります。

近年円山公園のしだれ桜が年々カラスの被害で木が傷み小さくなっていっているのに対し、こちらのしだれ桜はとても状態が良く美しく枝垂れています。

桜の木の周りを一周歩くことができるのですが、見上げると桜のシャワーが降り注ぐような圧巻の光景です。

観光寺院ではないので堂内には入ることができず、この枝垂れ桜が主役となりますが、これだけを見に行く価値ありです。

鴨川デルタや京都御所にも近いので、天気の良い日に散歩がてら立ち寄りたいスポットです。

日蓮宗 寺院・団体ページ
広布山 本満寺 広宣流布山 本願満足寺

伏見港の桜のトンネル

あまり伏見港という名前に馴染みがなく、伏見港ってどこなの!?と思われた方も多いかと思いますが、場所はあの坂本龍馬の定宿で有名な寺田屋や月桂冠の酒蔵があるあたりです。

海のない京都のなかでも伏見は京都と大坂を結ぶ水上交通の要衝であったため、「伏見港」と呼ばれていました。

寺田屋の前を流れる宇治川派流、宇治川派流と合流する濠川沿いは桜並木となっており、春になると満開の桜で埋め尽くされ、桜が散る頃にはとても美しい桜吹雪を見られるスポットなのです。

筆者も桜のシーズン中は、満開の桜と散る桜を見に毎年2回は足を運ぶ超お気に入りのスポットです。

また、濠川と宇治川派流が合流するポイントに架かる伏見であい橋は、映画「君の膵臓を食べたい」のロケ地でもあり映画のポスターにもこの橋の写真が使われています。

十石舟や三十石舟で水上から桜を楽しむこともできたり、川沿いや川沿いにある公園でレジャーシートを広げてお花見ができたり、川沿いを散策できたりと開放的でとても気持ちの良いお花見スポットなんです。

フォトジェニックな写真を撮れる場所でもあるので、撮影ポイント詳細はこちらの記事からどうぞ。

伏見十石舟、三十石舟の運航スケジュールはコチラから確認できます。

知恩院のライトアップ

毎年、春と秋にライトアップを行っており、紅葉も綺麗なのですが桜も綺麗!

上の写真は三門ですが、知恩院の重厚感ある建物と桜のコラボレーションがたまらなく好きです。

知名度抜群の知恩院だけあって桜のシーズンは混み合いますが、敷地が広く建物も大きいので、密にはならないのでコロナを気にしすぎなくて良いところもGOODです。

知恩院春のライトアップ

日程:2022年3月25日(金) ~ 4月3日(日)

時間:午後5時45分~午後9時30分 午後9時受付終了

料金:大人600円、小人300円(小・中学生)

浄土宗総本山 知恩院
浄土宗総本山 知恩院 知恩院は浄土宗の開祖、法然上人がお念仏のみ教えを広め、入寂された遺跡に建つ京都の由緒ある寺院です。正式名称は華頂山知恩教院大谷寺という、浄土宗の総本山です。

伏見桃山城と桜のコラボ

京都では珍しいお城×桜のコラボレーション!

伏見桃山城と謳っておりますが、昭和39年(1964)に株式会社 桃山城(近畿日本鉄道株式会社のグループ会社)という会社がお城のある遊園地「伏見桃山城キャッスルランド」の施設として建てた築約60年の鉄筋コンクリートのお城なのです。

とはいえ、見た目はちゃんとした(?)お城なので、桜が映えます。

2003年に遊園地は潰れましたが、模擬天守は残され、周りも公園として整備されているので、お花見シーズンは地元の家族連れで賑わっています。

レジャーシート持参でのんびりお花見できる穴場的お花見スポットです。

最寄りのJR奈良線桃山駅から徒歩で約20分かかりますので、車でのアクセスが便利です。

十輪寺のなりひら桜

最後に紹介するのは、なりひら寺と呼ばれている「十輪寺」です。

我ながら渋いチョイスですね。

筆者は1本で圧倒的な存在感を醸し出す枝垂れ桜に強い憧れを抱いておりまして、この十輪寺の樹齢200年のなりひら桜もその一つです。

瓦の隙間から顔を出す桜の木。

無機質と艶やかの対比がいいんでしょうね、きっと。

なりひら寺と呼ばれているのは、歌人・在原業平が晩年を過ごしたお寺であることに由来しているのですが、あいにく業平情報はもちあわせておりません・・・

日本史の教科書で見かけたかな?レベルですので、気になる方はGoogle先生に教えを乞うてくださいませ。

住所は京都市ですが、向日市のJR向日町駅からバスでのアクセスです。

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