モロッコ親善大使になりたすぎるアラフォー無職のNamic(@739_nami)です。
モロッコに魅せられて12年、モロッコの素晴らしさを伝えるべく出会う人出会う人を捕まえてモロッコの良さを語っていますが、いまだに私の話を聞いてモロッコへ行ってくれた人が一人もいません。
自分のプレゼン力の乏しさに絶望しつつも、地道にこのブログでは文章&写真で、Instagram(@nami.739)では写真でモロッコの良さを地道に発信し続けている人です。
今回はモロッコの良さを語る中でよく質問されることを踏まえて、特にモロッコ初心者でもモロッコ旅を快適&楽しくするための豆知識やちょっとした小ネタをまとめてみました。
思いがけず超大作になってしまったので、興味のあるところだけでも読んでいただけると幸いです!
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モロッコってどこ?何人なの?何語なの?
意外にモロッコって知られていないと痛感しているので、場所や人、言語などの基本データからどうぞ!
モロッコはアフリカ大陸の西にある日の沈む国
日本ではモロッコの認知度が低いのか、よく聞かれるのが「モロッコってどこにあるの?」という質問です。
モロッコは北アフリカの一番西にある国で、ジブラルタル海峡を挟んでスペインの下あたり。スペインのアルヘシラスとモロッコのタンジェは約50kmしか離れておらず、フェリーで約1時間!
モロッコはアフリカ大陸の国ですが、フランスの保護国であった背景もあり距離的にも文化的にもヨーロッパに近い国でもあります。
モロッコ人ってどんな顔?
モロッコはアフリカ大陸の国だから、黒人の国と思われがちですが、黒人のような外見の方もいますがどちらかというと少数派です。
人種に関しては、モロッコ人は多種多様な民族から成り立っている多民族国家なので、モロッコってこんな顔!っていうのがないのが特徴
人口のうちアラブ系が約65%、北アフリカ一帯の先住民であるベルベル人が約30%。
北の方に住むベルベル人は白人のような外見であったり、南の方は黒人のような外見であったりと、顔立ちや肌の色も多種多様で、一概にこんな外見と言えないのがモロッコ人。
余談ですが、生まれも育ちもモロッコの生粋のモロッコ人の友人は、よく外国人に間違えられてフランス語でモロッコ人に話しかけられています。
同じ国の人同士でも相手がモロッコ人と認識できないことがあるくらい、いろんな人種の人がいるのがモロッコです。
外見ではないのですが特徴として、ベルベル人は自分たちのことをモロッコ人と言わず必ずベルベル人と言います。
ベルベル人は、独自の文化や言語を持つ民族であり、自らを象徴する旗を掲げ、そのアイデンティティを大切にする誇り高い人々です。
とても多種多様な民族的・文化的背景を持つ人たちが住む国、モロッコ。
これだけでもどんな国なのか気になってきませんか?
モロッコは何語?英語は通じるの?
モロッコが多民族国家であることからお察しの通り、モロッコでは様々な言語が話されています。
モロッコの公用語はアラビア語とベルベル語
モロッコのアラビア語は正則アラビア語の話者が理解できないレベルで方言がきつく、モロッコ方言はダリジャとも呼ばれています。
教育は正則アラビア語なので、モロッコ人は正則アラビア語を理解できるそうです。
モロッコは1956年の独立までフランスの保護領であった背景からフランス語話者が多く、都市部のサインはアラビア語とフランス語併記が多いです。
スペインに近い北部と西サハラとモロッコ南部の一部がスペインの保護領であった背景から、この北と南の地域はスペイン語話者も多い。
多くのモロッコ人は、アラビア語とベルベル語+フランス語もしくはスペイン語を話しているイメージ
また、ご年配の方はフランス語を話せる人が多いとモロッコの方から聞いたこともあります。
モロッコ旅行の豆知識10選
リアルなモロッコの治安
旅に出るのに一番気になるのが、その国の治安。
モロッコの治安について私の経験と感覚をお伝えします。
まず外務省の渡航安全情報は私がモロッコへ行き始めた12年前はすでにモロッコ全土に「レベル1:十分注意」の注意喚起が発出されており、現在も継続中です。
外務省渡航安全情報はコチラ
日本大使館からは、スリや金銭目的の刃物を使った恐喝やデモや集会に近づかないよう注意喚起がされています。
日本人が巻き込まれる殺人など重犯罪は起こっていませんが、2018年に観光客の北欧の女性二人が殺害される事件があり、モロッコ当局は過激派によるテロと断定しています。
モロッコで発生した観光客が巻き込まれた重大な事件というのはこの2018年の事件と2011年のマラケシュのフナ広場での爆破事件ではないでしょうか。
大使館のHPで過去にモロッコで日本人が犯罪に巻き込まれた状況の詳細と集計を公開しているので、モロッコ渡航前に目を通して対策することをオススメします。
ここから私が実際モロッコでどう過ごし、どのような対策をしているか共有します!
と言いつつも、特にモロッコだからこうしてる!というような対策はありません・・・
ただこれまで40か国以上旅して一度も犯罪被害に遭っていない私が世界共通で気を付けていることを紹介します!
長距離バスも鉄道も爆睡、夜も一人で飲み歩き、知らん人の車にも乗ってる緊張感の欠片もないような旅人の私、もしかしたら死ぬほど運が良いだけかもしれませんが・・・
- 財布は2つ持ち
- 財布は2つ持ち、両方に現金とデビットカードもしくはクレジットカードを入れておき、一つを失くしてもすぐに現金を入手できる状況にしておく
- パスポートはパスポートサイズの小さいポシェットに入れ上着の下に掛けるか、リュックの背中側の内ポケットに入れておく
- 常にミラーレス一眼を持ち歩いているのでカバンはリュック一択
- 外側のポケットや切られた場合すぐに取り出せる場所に貴重品を入れない
- 走って逃げれるように常に両手は空いた状態&走れる靴
- ありがたいことに乗り遅れそうで走ったことはあるけど、逃げる為に走ったことはまだない
- 知らない人についていっても少しでも不安を感じたら引き返す
- 嫌なことは毅然とした態度で「NO」と断る
- 可能な限り公共交通機関を利用
- タクシーなど二人きりの密室の状況を作らない
- 旅で出会った人とお茶や食事をするときにお手洗いに立つときも必ずカバンは一緒に持って行く
- 相手に失礼かも・・・という思いは捨てましょう
- お金より安全を選択
- ボンビー旅でも二つ選択肢があって、安いけど安全上の不安を感じるなら高くてももう一つの方を選ぶ
- 飲み過ぎない
- 深夜到着のフライトを避ける
- 特に初めての国では深夜に到着するフライトを避け、明るい時間帯着のフライトを利用
- 宿は町の中心部で治安が悪くなくアクセスの良いところを選ぶ
- 自分の違和感を無視しない
個人的には最後の「自分の違和感を無視しない」というのが一番大事かなと思っています。
野生の勘って結構当たります。
場所も人もちょっとヤバいな、と思ったらすぐ離れるというのが大原則
タクシーは密室かつ悪質な運転手にあたってしまったらどこに連れていかれてもおかしくないので、可能な限りタクシーに乗らないようにしています。
- 他の国ではタクシーを避けますが、基本的にモロッコのタクシーは乗合かつ安いのでガンガン利用
- 睡眠強盗などを避けるために、知らない人からの食べ物や飲み物には注意するのは基本ですが、モロッコ人はホスピタリティを発揮しまくる国民性なので、旅人にもパンにタジンにミントティーとバンバン食べ物を与えてくれます。
最初の方は躊躇していたけど、今となっては与えられたものを待ってましたと言わんばかりに口に放り込んでいます・・・
私のモロッコの治安の捉え方ですが、フランスのパリやイタリアのローマ、ギリシャのアテネなどと比べると格段に治安は良いと思っています
パリやローマの地下鉄は夜に一人で乗りたくないですし、アテネの夜は雰囲気があまりよくなく治安の悪いエリアでは昼から路上で注射を打ったりしています。
アメリカの大都市もこの道路の向こうはヤバイ、みたいなところが多くあるので、行動エリアにはかなり気を付けています。
緊張感のない旅人代表のような私でも、ヨーロッパの大都市ではひったくり、スリ、強盗にはかなり気を付けています。最近では行くのも避けていますが。
とはいえ外務省の渡航安全情報では、モロッコには危険情報レベル1が発出されていますが、アメリカやフランスやイタリア、ギリシャなどヨーロッパ諸国には危険情報は発出されていません。
モロッコに関していえば、人が多い都市部で主に気を付けるのはスリや置き引きなど荷物周りで、「危険情報レベル1が発出されている」からと過剰に神経質になる必要はありません
私はマラケシュは人が多くフナ広場も遅くまで賑わっているので、夜は12時くらいまでぶらついています。
フェズの旧市街はお店が閉まるのが早いので、22時くらいには宿に戻っています。
逆に夜に外でやることもないので。
他のモロッコの田舎の町なんかは平和そのもの。
田舎は治安が良く夜の一人歩きも問題ないとは思いますが、お店が閉まるのも早く外でやることがないので、私はホステルのテラスや共有スペースでリラックスしていることが多いです。
もし治安周りで他に不安なことや気になることがあればコメントで教えて下さいね
モロッコの通貨・モロッコディルハムはモロッコ国内でしか両替できません
モロッコの通貨であるモロッコディルハムはモロッコ国内でしか両替できないので、日本や他の国で事前に両替して持って行くことができません。
空港の荷物のターンテーブルの周りに両替商があるので、到着後空港で両替するか、空港のATMでデビットカードで引き出すかカードキャッシングをして現金を入手してください。
現金がないと旅できません
都市部のレストランなどはクレジットカードを使えますが、メディナ(旧市街)の中の食堂や商店は基本現金オンリーです。
ATMはそれなりにあるのでお金をおろせますが、メディナの中にはほとんどないのでご注意を!
フェズはメディナの入り口のブージュルード門の前、マラケシュはフナ広場周辺にATMが多く設置されています。
砂漠の町・メルズーガですらATMがあるので、防犯のためにも必要最小限のみ両替し、必要に応じてATMでデビットカードで現金をおろしたりカードキャッシングしていくのがオススメです。
モロッコのATMでお金をおろすときの手数料は、だいたい1回あたり30~35ディルハム(470~550円)です
モロッコ随一の観光都市マラケシュで気を付けるべき要注意人物たち
モロッコへ行くと必ず訪れるであろう観光都市マラケシュ。
マラケシュの観光の中心となる「フナ広場(Jemaa el-Fnaa)」には気を付けるべき要注意人物たちがわんさかおります。
主要人物たちを一挙ご紹介。
蛇使い
マラケシュの空港に降り立ちそのまま直行した初めてのフナ広場。
人生で初めて見るへび使いに興味津々でスマホで写真を撮っていました。
そしたら超フレンドリーな蛇使いが「フォト!フォト~!」と言って近づいてきて私のスマホを取り上げ、私とブラックコブラの写真を撮り始めました。
正直、全然へびとのツーショットなんていらんけど、なんか好意で撮ってくれてるし断りにくいな・・・と思い蛇使いになされるがままに写真を撮られました。
その後スマホを返してもらいお礼を言い、立ち去ろうとすると蛇使いは豹変し、「マネー、マネー!」と言うてきました。
イケメンとのツーショットならともかく、蛇とのツーショットなんていらねー!
という気持ちが強かった私VS蛇使いのバトルが勃発したことは言うまでもありません・・・
かなりしつこかったですが、私の粘り勝ちで1ディルハムもとられませんでしたが、初フナ広場で3大ウザい国の洗礼を受けたことは間違いないです。
蛇とのツーショットを熱望している人以外は、間違っても蛇使いにスマホやらカメラを渡してはいけません
猿使い
こちらも蛇使いと同じグループにカテゴライズされます。
可愛い服を着た猿を肩にのせて肩乗り猿の写真を撮ったり、抱っこさせて写真を撮ってお金を請求してきます。
恐らくほとんどの日本人のみなさんはニホンザルで猿を見慣れているので、猿に惹かれて引っかかる方はいないとは思いますが、彼らは巧みに近づいてくるのでご注意を。
海外ではニホンザルみたいな顔をした猿があまりいないので、猿が人気です。
京都の嵐山のいわたやまモンキーパークが外国人に人気な理由がコレです。
ただモロッコの猿の見た目はニホンザルに近いので、日本人からしたらさほど珍しいものではありません。
(モロッコ人からするとニホンザルの方が美男美女揃いだそうです)
猿とのツーショットを熱望している人以外は、間違っても猿使いにスマホやらカメラを渡してはいけません
勝手にヘナおばさん
何度もマラケシュへ来ているにも関わらず、私が今年遭遇した新手(?)の詐欺です。
声を掛けられたと思ったら手を掴まれて次に気付いた時には手の甲にヘナを施されていました
巧みかつ早業で手を振り払う隙すら与えられませんでした。
ある意味めちゃくちゃプロフェッショナル
手の甲にたっぷりヘナを施された上に、ラメまで振りかけられ、ジャケットにもヘナが付着し大惨事でした。
極めつけはアラビア語で私の名前を書いてもらったのですが、「ナマコ」と書いてありました。
私は海の生物ではございません・・・
急いでおり押し問答にあまり時間を使いたくなかったので、100ディルハム(約1,600円)くれと主張するおばさんにディルハムを持っていなかったこともあり、最終的に日本円で1,000円払ってケースクローズ。
ヘナを熱望している人以外は、ヘナおばさんに手を掴まれても為されるがままにしてはいけません
トイレの一般常識
モロッコのトイレは洋式トイレとアラブ式トイレの2種類あります。
アラブ式トイレは日本の和式トイレのようにしゃがんで用を足すスタイルです。
アラブ式トイレは100%トイレットペーパーがありません。
その代わり個室内にシャワーやバケツに汲んだ水が設置されています。
郷に入れば郷に従えと言えど、用を足した後水で洗うスタイルはなかなか抵抗がありいまだにデビューできておりません・・・
洋式トイレでもトイレットペーパーが設置されていないトイレもそれなりにあります。
なので水洗いに抵抗がある人は、トイレットペーパーを忘れずに!
個人的には、筒状のものではなく最近はドラッグストアでも箱ティッシュの中身だけ売っているので、中身だけを持って行くのが嵩張らずオススメです。
もちろんティッシュは水に流せるタイプをお選びください。
そしてトイレに手を洗うシンクがなかったり、シンクがあっても水が出なかったり・・・ということも多々あるのでウェットテッシュも必需品です。
モロッコでの主な移動手段
モロッコの移動手段はこんな感じです。
- 都市間の長距離移動
- OCNF (モロッコ国鉄)
- SUPR@TOURS (ONCF運営の長距離バス)
- CTM (国営長距離バス会社)
- グランタクシー (都市間乗合タクシー)
- 市内の移動
- 市バス
- プチタクシー
国営鉄道のONCFはモロッコ中部から北部にかけての主に沿岸部を走っており、それ以外のエリアは長距離バスでの移動がメインとなります。
国際線の玄関口であるカサブランカ空港からは、マラケシュ、メクネス、フェズ、タンジェといった都市へ鉄道アクセスでアクセス可能です。
日本と異なり、タクシーは長距離の乗合タクシー(グランタクシー)と市内の乗合タクシー(プチタクシー)の2種類あります。
モロッカンミントティは日本でも再現可能
モロッコへ行くと毎日何回も何回もミントティーを飲みます。
そして私たちの体はミントティーがなければ生きられないような錯覚を覚え始め、なんとか日本でもミントティーを飲めないかと苛まれるようになります。
でも安心してください。
モロッコのミントティーは日本でも再現可能なので、焦ってモロッコでお茶っ葉を買う必要はありません。
ミントティーのお茶はモロッコ特有のものではなく、ガンパウダーと呼ばれる中国緑茶でした。
地域によって淹れ方やお茶っ葉も違うようですが、このガンパウダーとミントの葉っぱと砂糖があれば、自宅でもモロッコ気分!
もしモロッコで買うのであれば、ミントティーポットとミントティーグラス!
実際お酒って飲めるんですか?
飲めます!
購入することもできますし、外国人向けのレストランやホテル内のレストランではアルコールを提供しているところも多いです。
とはいえお酒を提供している場所も限られていますし、日本のように気軽にお酒を飲める環境ではないです。
また、公園や路上など公共の場で飲酒することは禁止されているのでご注意を。
ホスピタリティの塊なモロッコ人
モロッコ人はムスリムということもあり、フレンドリーでホスピタリティに溢れた人懐っこい人が多いです。
道に迷っていたらすかさず道を教えてくれるし、わからないことを聞けば嫌な顔一つせず教えてくれます。(正確性に欠けるところはありますがw)
何よりも嬉しいのが彼等の方から積極的にコミュニケーションをとってくれるので、一人旅でも寂しくない!
たまに親切がTOO MUCHでおせっかいに感じることもあるくらい。
困っている人を助ける精神が人々に根付いている感じ
モロッコ人に親切にされたことを挙げ始めたら枚挙にいとまがないのです。
- お願いしなくても道やオススメスポットを教えてくれたり案内してくれる
- 少し話しただけでミントティーやタジンをご馳走してくれる
- 少し離れたバスターミナルへの行きかたを聞いたら、車で送ってくれた
- 一度少し話しただけでも次に会ったときには極上のスマイルで迎え入れてくれるフレンドリーさ
- 困っていたら声を掛けてくれる
- とにもかくにも食べ物を分け与えてくれる etc…
モロッコを旅すると、いつもモンゴル800の「人にやさしくされたとき、自分の小ささを知りました・・・」が頭の中で流れてきて、自分ももっと人に優しくしなければと思います。
私がモロッコに通う一番の理由はこの「人々の底抜けな優しさ」。
是非モロッコでこのモロッコ人の優しさを体験して欲しい!
簡単なアラビア語は旅を100倍楽しくする
前項で述べたようにモロッコ人は本当にフレンドリーで人懐っこい。
さらには日本人に好意的で、「こんにちは!」「ありがとうございます!」「にほん!」と日本語の単語で声を掛けられることも多いです。
そこで、アラビア語で挨拶をしたり単語を使うと、モロッコ人のテンションは爆上がりww
そこで私がよくモロッコで使っているアラビア語を、私の耳で聞こえるカタカナでご紹介!
サラマリコム こんにちは
ワリコサラーム 「サラマリコム」と言われたら返す定型文
サラマリコムは「あなたの上に平和がありますように」という意味のイスラム圏共通の挨拶です。
サラマリコムと言われたら、必ずワリコサラーム「あなたにも平等にあれ」と返答しましょう。
この挨拶は時間問わず使えます。
シュクラン ありがとう
シュクラン ビザッフ 本当にありがとう
アフワン どういたしまして
ナーン はい
ラ いいえ
ワッハ OK
インシャアッラー 神が望むなら
ヤッラ さあ行こう
ヤラヤラヤラ(ヤッラ×3回) 早く早く!急いで!
サフェイ 十分です、終わりです
お腹いっぱいでご飯をすすめられたときに、「もう十分です」と伝える時に
アナ ヤバニー(男性)/ヤバニーヤ(女性) 私は日本人です
ズィーン/ズィーナ 可愛い
ジャミラ 美しい
アタイ お茶
モロッコ人の会話を聞いていると1分間に3回くらい「インシャアッラー」が出てきます。
モロッコでは会う約束をして別れ際に、「じゃあまた明日、10時に!」と言うと必ず「インシャアッラー」と返ってきます。
こっちからしたら明日会う時間も決めて合意をとっているのに「神が望むなら会えるよ!」と言われたらオイオイ、時間決めたやんけ!となりますよね。
最初は慣れなかったのですが、返事の定型文と思えば気にならなくなってきて、最近は私もインシャアッラーを多用していますww
ちなみにクウェート人の友人曰く、アラビア語圏で一番「インシャアッラー」を多用している国はエジプトなんだそう。
モロッコ人との会話でアラビア語を使うととても喜ばれますし、一気に仲良くなれます。
簡単なアラビア語を覚えて旅を満喫しましょ
親切と案内詐欺の線引きが難しすぎるのが悩みの種
モロッコはどこ行っても「街を案内してあげるよ!」「どこいきたい?そこの行きかたわかるからついておいで!」「〇〇が観光地だから連れて行くよ!」と現地のメンズ達が声を掛けてきます。
私はこっちが依頼してもいないのに勝手に街を案内したり、自分が行きたい目的地に連れて行った後にお金を請求してくる輩を「勝手に案内詐欺野郎」と定義しています。
ここで難しいのが、モロッコ人はフレンドリーかつホスピタリティが高いので、善意で案内しようとしてくれている人もおり、悪意の勝手に案内詐欺野郎との見分けがつかないことです。
この辺はもはや事前に見分けることが難しいので、勝手に案内する人にはついていかないのが一番の予防策なのですが、親切で地元民しか知らないような場所に連れて行ってくれる人もいるので、諸刃の刃的なところがあり非常に悩ましいです。
この勝手に詐欺野郎はフェズやマラケシュといった観光客が多い旧市街に多いです。
私が今まで被害に遭ったのは、ムーレイイドリスとマラケシュ。
これまでの実績では、親切な人と勝手に案内詐欺野郎の割合は、「親切な人8:2勝手に案内詐欺野郎」といった具合ですね。
先月はマラケシュで久しぶりに勝手に案内詐欺に遭い、詐欺野郎と派手に喧嘩し、しつこすぎたので最終的に50ディルハム払いました。
事前に善意と悪意を見分けるのが非常に困難なので、私は怖いもの見たさで案内してくれる人には結構ついていってしまいます・・・
eSIMよりも現地購入のMaroc TelecomのSIMの方がよく繋がる
eSIMはオンライン上でデータの購入・セットアップを完了できるので、昨今はWifiルーターをレンタルしたり現地でSIMを購入したりせず、eSIMを利用しています。
ただ、昨年はモロッコでUbigiのデータを購入して利用していたのですが、サハラ砂漠で全く使用できず。
砂漠だからしょうがないっか~と思っていたのですが、現地のラクダ使い達はサハラ砂漠の砂の上でも電話するわ、テキストメッセージ打つわ、ネットするわでフツーにスマホを使用していました。
そこで今年はMaroc TelecomのSIMを空港で購入して利用してみたところ、サハラ砂漠の砂の上でもラクダ使い達のようにスマホを使いこなすことができました。
サハラ砂漠以外も全体的に現地でSIM購入した方が通信速度も速かった気がするので、モロッコでは現地でのSIM購入をオススメします。
モロッコにはMaroc Telecomの他にOrangeという通信会社もありますが、必ずMaroc Telecomにしてください。
モロッコ人もMaroc Telecomが一番繋がると言っていました!
trifaの契約通信会社はOrangeですが、Ubigiの契約通信会社はMaroc TelecomとOrangeだったのですが、何故去年はあんなに繋がらなかったのか不思議です。
おわりに
私のモロッコでの経験をもとにモロッコ旅を楽しく快適にする豆知識をまとめてみました!
初めてモロッコに行く人には対策ができるような、リピーターの人にはそういえばそうだったなとモロッコ旅を思い出してもらえるような内容になっていたら嬉しいです!
とにかく皆さん、モロッコへ行って旅の体験を私と語り合いましょう
モロッコについて知りたい内容や、モロッコこんなんだった!っていう報告をコメントでいただけるととても嬉しいです!
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