6月に見頃を迎えるアジサイのおすすめスポットをご紹介!
京都在住で写真を撮る人、Namic(@739_nami)です。
京都メインですが、紫陽花のオススメスポットを紹介します!
一万株のアジサイが咲き誇る三室戸寺、京都市の眺望とアジサイの絶景コラボを実現させている善峯寺という京都のアジサイ二大巨塔は入っておりません!
今期の個人的な財政的理由から三室戸寺のアジサイ園の入園料800円に二の足を踏み、善峯寺は駅からバス30分というアクセスの悪さで心が折れてしまい、今回は除外させていただきました。
三室戸寺のアジサイライトアップも興味がありますが、今年は行かれた方のSNSで楽しませていただきます。
本題に入る前に、みなさんアジサイの花言葉ってご存知でしょうか?
「移り気」「冷淡」「辛抱強さ」「冷酷」「無情」「高慢」
こちらが紫陽花の花言葉でございます。
たまたまネットで見つけたのですが、
全体的にこっわ。
この言葉の羅列だけを見ると性悪女しか想像できません。
あんなかわいらしいお花だけど毒でも持っているのかと疑ってしまうほどです。
この紫陽花のギャップに我らは引きつけられているのでしょうか・・・。
ギャップの力、恐るべし。
前置きはこの辺にして、早速おすすめスポットを紹介していきます!
①岩船寺【京都府木津川市】
近年SNSで人気が出てきて有名になった木津川市の岩船寺。
紫陽花に埋もれているという言葉がピッタリな紫陽花の名所です。
729年に聖武天皇の発願のより行基が建立した古い山寺で、シンボルでもある三重塔の前には睡蓮の池があり、とても雰囲気のあるお寺です。
境内には所狭しと紫陽花が咲いており、三重塔と紫陽花のコラボが人気の撮影スポットにもなっています。
京都駅からJR大和路線加茂駅まで約1時間、加茂駅からは木津川市のコミュニティバスで岩船寺まで約16分とアクセスはあまりよくないのですが、時間をかけて行くだけの価値はあります。
拝観時間 | 3月~11月 8:30~17:00(最終受付16:45) 12月~2月 9:00~16:00(最終受付15:45) |
拝観料 | 大人500円、中高生400円、小学生200円 |
住所 | 〒619-1133 京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43 |
アクセス | JR大和路線加茂駅から木津川市コミュニティバスで16分 コミュニティバスは交通系ICカード利用可 木津川コミュニティバス 当尾線時刻表 |
②長谷寺【奈良県桜井市】
写真好きは行ったらシャッターを切る手が止まらずパパラッチ状態になること間違いなしなイケてるお寺です。
一年を通して様々なお花を楽しむことができ、「花の御寺(みてら)」と言われています。
本尊である十一面観世音菩薩立像は高さが10メートルもあり、特別拝観ではこの大きな観音様の御足に触れることができます。
境内のところどころに紫陽花が植えられており、特に嵐の坂には植木鉢の紫陽花が階段に並べられており、とてもメルヘンな雰囲気を醸し出しています。
境内は広く、紫陽花以外にも登廊や、本堂からの眺望、本堂床のリフレクション、五重塔に本坊等見どころが多いので、まわるのに2時間は見ておいた方が良いです。
拝観時間 | 4月〜9月 8:30〜17:00 10月〜11月、3月 9:00〜17:00 12月〜2月 9:00〜16:30 |
拝観料 | 大人500円 中・高校生500円 小学生250円 |
住所 | 〒633-0112 奈良県桜井市初瀬731-1 |
アクセス | 近鉄大阪線長谷寺駅から徒歩20分 |
③柳谷観音楊谷寺【京都府長岡京市】
花手水で有名な柳谷観音も紫陽花の名所です。
境内には書院から奥の院を繋ぐ回廊の両脇に紫陽花が植えられており「あじさい回廊」と呼ばれています。
さらに本堂から奥の院に続く道沿いにも紫陽花が植えられており「あじさいのみち」と呼ばれており、境内には紫陽花を楽しめるスポットが二つもあります。
あじさいウイークの期間中は、境内に5つある手水鉢にお花が入れられている確率が高いので、紫陽花と花手水を楽しめます。
通常上書院の拝観は縁日のみですが、あじさいウイーク中は上書院も別料金で拝観できるので、是非上書院からの名勝浄土苑の景色も楽しんでください。
この上書院は、映画「日本のいちばん長い日」のロケ地で陸軍官舎として登場します。
他にもあじさいのみちにはハート形のデザインのベンチがあったり、奥の院横のお地蔵さんが和傘を指していたりとそこかしこに映えな工夫が見られます。
紫陽花と花手水を見て回って、上書院からの景色を楽しんで、境内を散策して・・・となると最低2時間はみておいて欲しいところです。
拝観時間 | 9:00~16:00 |
拝観料 | あじさいウイーク開催中2021/6/6(日)~7/4(日) 大学生以上700円 高校生500円 小中学生無料 上書院の拝観は別途800円(通常期は500円) |
住所 | 〒617-0855 京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2 |
アクセス | 毎月縁日の17日のみJR長岡京駅及び阪急西山天王山駅からシャトルバス運行(片道300円) シャトルバス時刻表 縁日以外は車でのアクセス |
④藤森神社【京都市伏見区】
藤森神社(ふじのもりじんじゃ)は馬と勝負事の神社として知られており、競馬関係者に人気がありますが、紫陽花の名所としても知られています。
境内には南門から拝殿までの間に第一紫陽花苑、本殿の裏側に第二紫陽花苑と二か所の紫陽花苑があります。
今年の紫陽花苑開園中は、紫陽花の花手水も見られるので、手水舎に寄ることも忘れずに!
拝観時間 | 境内自由 紫陽花苑 9:00~16:00 |
拝観料 | 境内無料 紫陽花苑(2021/6/1~6/30)300円 ※第一・第二紫陽花苑共通 |
住所 | 〒612-0864 京都市伏見区深草鳥居崎町609 |
アクセス | 京阪墨染駅から徒歩7分 JR奈良線藤森駅から徒歩5分 |
⑤智積院【京都市東山区】
智積院のあじさい園は知る人ぞ知る穴場スポットで、なんと無料でいつでも楽しむことができます。
近所の方のお散歩コースといった雰囲気で広くはないのですが、混みあうこともなくゆっくりと見て回れます。
境内マップにはあじさい園の表記はありませんが、金堂裏にあります。
現在(2021年6月時点)、金堂は修繕工事中ですので紫陽花と金堂のコラボは叶いませんが、全体的に淡い色の紫陽花が多く、パステルカラーのメルヘンな空間に癒されます。
拝観時間 | 境内自由 収蔵庫及び名勝庭園9:00~16:00 |
拝観料 | 境内無料 収蔵庫及び名勝庭園500円 ※金堂裏のあじさい園は無料エリア |
住所 | 〒605–0951 京都府京都市東山区東瓦町964番地 |
アクセス | 京阪七条駅から徒歩10分 |
まとめ
行きたいあじさいスポットは見つかったでしょうか?
関西では5月の中旬に梅雨入りしましたが、最近になってやっと梅雨らしくなってきました。
紫陽花は雨に濡れている方が生き生きとして綺麗に見えるので、雨が降ったら紫陽花を見るチャンスです!
梅雨は洗濯物乾かないですし、鬱陶しいことこの上なしですが、逆に梅雨を楽しむくらいの気持ちで乗り切りましょう。
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