京都で新緑を楽しめるオススメの穴場&定番スポット⑦【柳谷観音 楊谷寺】

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今年も新緑が綺麗な季節がやってきました。

新緑の見頃は桜が終わる4月下旬から梅雨が明ける7月にかけてです。

このシリーズでは、京都で緑を堪能できるおすすめスポットを京都在住13年の筆者が定番から穴場まで紹介していきます!

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インスタ映えな花手水で有名な柳谷観音は新緑でも映えなスポット

柳谷観音楊谷寺(やなぎだにかんのんようこくじ)は近年インスタ映えな花手水で名が知れるようになったお寺さんです。

清水寺を開山した延鎮が開き、弘法大師空海も参詣したとされる京都の西山にあるお寺です。

ある日、空海がお堂の横で子猿のつぶれた眼を湧水で洗っている親猿を見つけ、子猿の為に祈祷を施したところ、満願の日に眼が開いたことから、その湧水を眼病に効く独鈷水(おこうずい)として広めたそうです。

そんな言い伝えから柳谷観音は眼病平癒のご利益で有名なお寺となりました。

境内にある5つの手水鉢に鮮やかな花を浮かべた写真がSNSで話題になり、今では京都の人気観光スポットとなっています。

そんな柳谷観音、見どころも撮影スポットもたっぷりです。

花手水だけと侮るなかれ。

撮影スポット①:花手水

これが今や柳谷観音の代名詞となりつつある花手水です!

境内には、龍手水・庭手水・恋手水・琴手水・苔手水の5つの手水鉢があります。

常に5つすべての手水鉢にお花を入れているわけではありません。

ですが、公式ページで現在の花手水の状態をお知らせしてくれています。

なんて親切なんでしょう。

現在の花手水

「新緑ウィーク」「あじさいウィーク」「紅葉ウィーク」というイベントをやっており、このウィーク中は花手水率が高いです!

ウィーク期間中は入山料500円がかかります。

設定期間については公式HPで確認ください。

2021年のあじさいウィークは6/6(日)~7/4(日)です。

ウィーク期間外は自由拝観ですので、入山料はかかりません。

これまでのかわいい花手水は花手水ギャラリーで見ることができます。

花手水ギャラリー

可愛すぎて全種類写真に収めてコンプリートしたくなりますね。

撮影スポット②:浄土苑

書院前のお庭「浄土苑」は京都府指定名勝です。

花手水も良いのですが、36歳女子はお庭にメロメロですよ。

書院の畳に座り込んで雨の音を聞きながら庭を眺める。

最強の癒しタイム。

(ほぼ無職でストレスなんて1ミリもないやんけ、お前!という苦情は受け付けておりません。)

奥の灯りは上書院の照明です。

上書院からの浄土苑の眺めもサイコーなので、特別拝観の日を狙いましょう!

撮影スポット③:書院

額縁庭園好きにはたまらないですよね、緋毛氈に新緑のお庭。

しかもこちらのお部屋で写経もできちゃいます。

こちらの写経はちょっと変わっていて、「七色写経」といい願いに合わせたペンの色で行います。

例えば、恋愛成就だとピンク、学業成就だと青といった感じです。

写経まで映えですね。

納経料は1,000円、受付は10時~15時です。

撮影スポット④:上書院【縁日のみの特別公開】

私が柳谷観音で一番好きな場所です!

やっぱり畳の部屋から綺麗な景色を見れるって日本人の特権。

書院同様、緋毛氈に新緑が映えます。

ちなみにこの上書院は、役所広司、本木雅弘、松坂桃李、堤真一らが出演の映画「日本のいちばん長い日」の陸軍省のシーンの撮影で使われました。

役所広司が演じる阿南が自刃するシーンも上書院で撮影されたようですが、記憶がないので見返します。

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