意外に知られていない?海外航空券代を安く抑える超簡単なコツを教えます!

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旅した国は約40か国!現役の旅行会社社員のNamic(@739_nami)です。

以前の記事でもご紹介しましたがワタクシ、某大手旅行会社で海外航空券販売の法人営業を十数年やっていましたので、海外航空券に関してはかなり詳しいです。

以前の記事で国際航空券の基礎知識とともに航空券の安い買い方を紹介しましたので、コチラの記事も是非参考にしてくださいね。

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目次

海外航空券を安く抑える簡単なコツ

日本を出発する曜日と日本に到着する曜日に気を付ける

航空運賃は各航空会社が設定し、日本であれば日本と相手国の政府認可を取り付けて、販売ができるようになります。

その為、航空運賃、航空運賃規則というのは航空会社により異なるのですが、日本発の航空券が売れるシーズンや時期は同じですので、結局どの航空会社を利用してもハイシーズンは高くローシーズンは安くなります。

運賃はほとんどの航空会社で残席連動性を導入しており、混んでいるフライトは高く空いているフライトは安くなるシステムになっています。

そして航空会社によりけりですが、お盆や年末年始のハイシーズンの料金設定を高くしたり、週末運賃加算を設定している航空会社があります。

「週末運賃加算」というのは、週末の発着便に追加料金を加算するシステムです

なぜこのようなシステムがあるかというと、週末発着のフライトはニーズがあるので多少運賃が高くても売れるためです。

週末運賃加算は、日本発が土・日・月曜日、日本着が金・土・日曜日のフライトに設定されます
(航空会社により、曜日設定は若干異なります)

なぜ週末に需要が高まるかというと、

ビジネスで出張する人は、日曜日のうちに現地へ到着しておけば月曜日から仕事をスタートできます。

アジア、欧州、北米といった日本企業のビジネスパートナーが多いエリアはすべて日曜日に出発すれば、日曜日のうちに現地入りできます。

日曜日だけでなく月曜日に出発する出張者も多いです。

というのも日曜日のうちに現地入りできれば月曜日から仕事ができますが、日曜日の移動日は企業側は週末出勤手当を出さなければならないので、月曜日出発を推奨している企業もあります。

日・月曜日出発はビジネス客にニーズがあるのですが、レジャー客には土曜日の日本出発が人気。

日本のサラリーマンは月~金まで仕事です。

金曜日まで仕事をして土曜日から旅行へ出発!というレジャー客が多いのです。

ということで日本出発は土・日・月曜日のニーズが高く、追加料金を設定している航空会社があるのです。

そして日本帰着の週末加算は金・土・日曜日に設定されることが多いです。

ビジネス客は金曜日もしくは土曜日日本着のフライトで帰ってこれば、1日、2日休んで、翌週の月曜日から通常出勤できます。

遅くとも日曜日までに日本に帰ってくることが出来れば、月曜日から出勤可能です。

レジャー客も同様で、1週間休みを取った場合、土曜日日本発、翌日曜日日本着で帰ってくるスケジュールが一番休みを有効活用できます。

日本にやってくるインバウンドのビジネス客や観光客も同じ動きをするので、必然的に週末便の需要が高い訳です。

となるともうおわかりですね。

週末を避けて移動日を設定するだけで航空券代金を抑えられる可能性が高いんです!

水曜日に出発して木曜日に帰ってくるといった、火曜日から木曜日を日本発着の移動日にするというのが、超簡単に航空券代金を安くする方法なんです。

新規就航の航空会社もしくは新規就航路線を選ぶ

曜日以外にも航空券代金を安く抑えるためにチェックすることがあります。

  • 日本に新規就航する航空会社
  • 既に日本に就航しているが新規路線を開設する航空会社

航空会社は新規就航する際や既に就航していても新しい都市に就航する際はプロモーションの為に「プロモーション運賃」や「スペシャル運賃」を期間限定で設定します。

この期間限定運賃を使えば、通常よりも安く海外航空券をゲットできます。

私は2023年10月2日からエティハド航空が関空~アブダビ便を新設するので、このスペシャル運賃で次回はヨーロッパに行く予定です!

うまくスケジュールを組めれば、航空券代3万円台~で燃油と空港税込みで13万円程度でヨーロッパを往復できちゃいます。

コロナ前だと13万円はそこまで安く感じませんでしたが、現在は運賃、燃油サーチャージが高騰し、空港税も円安で高くなっているので、ヨーロッパ往復15万円以内は破格です。

まとめ

海外旅行も円安が落ち着いてから行こう、物価が落ち着いたら行こう、と思って時機を待っているともしかしたら一生行けないかもしれません。

物価高騰、燃油サーチャージの高騰、円安と海外へ行くことに躊躇してしまう状況ですが、工夫次第で航空券代は安く抑えられます。

やっとコロナ禍が明けてやっと海外へ行けるようになったのに障害ばかりですが、この記事が少しでもコスト面の障害を取り除くヒントになればとても嬉しいです。

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