地球の歩き方を片手に旅する時代の終焉
地球の歩き方を片手に旅していたゴリゴリ昭和生まれのNamic(@nami.739)です。
私と同じ昭和生まれ世代の皆さんは沢木耕太郎の「深夜特急」で海外一人旅に憧れ、学生時代はアルバイトでお金を貯め、JAL悟空のベコベコの格安航空券と地球の歩き方を手に日本を飛び出し、言葉の通じない異国の地を四苦八苦しながら旅していたことでしょう。
個人的には地球の歩き方時代が一番旅が楽しかったと思っていますが、そんな古き良き時代はとっくの昔に終焉を迎えておりました。
令和の時代はスマホの中に地図も情報も翻訳機もぜーんぶ入っているので、海外もパスポート・スマホ・クレジットカードがあれば大概どうにかなる時代となりました。
スマホのお陰で随分荷物も軽量化でき嬉しい反面、ちょっと味気なさを感じて寂しい気持ちがあるものの、こんな便利なものがあるんだから使わなければもったいない!
ということで今回は旅行中のあらゆる作業を時短&ストレスフリーにしてくれる便利アプリを10個ご紹介します!
あ、余談ですが、もし旅好きで「深夜特急」を読んでいない方がいたら、必読です。今すぐ読んでください。
旅前に読むとアドレナリン出まくります。
旅の予定がない時に読むと、私は日本で一体何をしているんだろう・・・凹みます。
全6巻、その中でも1巻が一番好きかな。
大小大小!
海外個人旅行でマストなアプリ
私はいわゆるTC2といわれる主にヨーロッパ・アフリカ大陸・中東エリアを旅することが多いので、若干ヨーロッパ寄りに偏っている感がありますがご容赦ください。
Flix BUS(主にヨーロッパ)
バックパッカーの強い味方、若草色のバスでおなじみのFlix BUS。
Flix BUSは言わずもがなヨーロッパを中心に展開している格安高速バスの会社です。
欧州内の移動はまずこのFlix BUSが運行していないか調べましょう。
主要路線はかなり網羅しているので、大体の移動はFlix BUSでいけてしまいます。
それに大手のバス会社なので、気持ち的にも安心です。
アプリ上で予約をすると乗車時に提示するQRコードはもちろん、バス停の場所やゲートの情報、運行情報も確認できるので便利~
get by bus(主にヨーロッパ)
日本にもバス料金比較サイトがあるようにヨーロッパにも比較サイトがあり、そのアプリが「get by bus」です。
前項でご紹介したFlix BUSを含め様々なバス会社の料金を一覧で比較できるので、どんなバスが運行しているか、どうやったら安く行けるかをチェックできる便利なアプリです。
このアプリから検索したバス会社のチケットを購入することも可能です。
フライト比較サイトSkyscannerのバス版をイメージしてもらえるとわかりやすいです。
Get Your Guide
日帰りから宿泊まで様々なオプショナルツアーを扱っています。
日本で言うところのVERTRA(ベルトラ)で、世界中の現地発着ツアーの検索・予約ができます。
基本は公共交通機関を使って旅していますが、国立公園とか砂漠やら氷河やら自力で行くのが難しい行き先は、このGet Your Guideでサクッとツアーを予約しています。
前回はモロッコでのサハラ砂漠2泊3日のツアーに参加しました!
そこでいろんな国の旅行者との出会いがあり、お喋りの中でひとりとは違う視点での情報をゲットしたり、みんなでキャンプファイヤを囲んで歌って踊ったりとひとりではできない体験ができました。
またプロのベルベル人ガイドによるベルベル人の要塞の説明を聞けたりもしたので、モロッコの知識も深まり本当に参加してよかったです。
普段は個人旅行派の人もたまに現地ツアーに参加すると違う刺激を受けられるのでオススメです。
めちゃくちゃ良かったモロッコのサハラ砂漠ツアーの写真はコチラから。
Get Your Guide以外だとViatorもツアー数は豊富
ツアーに入る予定がなくても、初めて行く都市で、どこに行けばいいのか分からないときも、1日街歩きツアーの行程を見てマストな行き先やまわる順番なんかも参考にさせてもらったりしています。
Booking.com
ちなみに私は1泊あたりの予算が1,000円~3,000円、当日もしくは前日に予約する人ですが、Booking.comのクチコミの★が8以上のホステル、ゲストハウスでハズレに当たったことがありません。
Expediaなど他の予約プラットフォームよりもホステルやゲストハウスが多いのが魅力
ホテル以外にも航空券の予約もできますが、航空券は航空会社や旅行会社以外から買うことはオススメしません。
Google Mapアプリ
紙の地図を持ち歩かなくなったので、もうGoogle先生頼みな今日この頃。
スマホの電池が切れるとジ・エンドなので、モバイルバッテリーも忘れずに。
Ubigiアプリ
ポケットWifiをレンタルして持ち歩いたり、現地の空港でSIMを購入しなくとも、Ubigiのアプリでデータを購入すれば海外でスマホ使えない問題が一瞬で解決!
UbigiのeSIMは、物理的なSIMカードの代わりにスマートフォンやタブレットに内蔵されたデジタルSIMで、グローバルなデータプランにアクセスできます。これにより、旅行先や出張先でも簡単にデータ通信が可能で、手続きもアプリやウェブで管理できます。
自分のスマホがeSIM対応であれば、訪問国のデータプランを購入するだけで日本にいる時と同様にスマホを使える優れもの。
自分のスマホがeSIM対応かまず確認を!古い機種はeSIM非対応のものもあります
2023年10月時点で、ヨーロッパ内で使用可能なデータプランが10GB(30日間有効)で19€(約3,040円)、50GB(30日間有効)で69€(約11,040円)でした。
もし使用中にデータが足りなくなれば、追加購入することもできます。
ヨーロッパ各国で使用できるデータなので割高ですが、国を絞ればもっと安くなりますし、数カ月の長期滞在の場合は月額料金を選択した方が安くなります。
データプランが豊富で自分の旅のスタイルに合わせて選べるのが魅力
利用航空会社のアプリ
これはマストです、特に国際線の航空会社のアプリは絶対ダウンロードして予約情報、メールアドレスなどを登録しておきましょう。
航空会社のDX度合いによってサービスは変わってきますが、アメリカのユナイテッド航空は、オンラインチェックイン開始、ゲート番号決定、搭乗手続き開始、搭乗予定のフライトの出発時間の変更などすべてポップアップで教えてくれるのでとても便利でした。
911テロ後からセキュリティが厳しくなり、ゲート情報を直前まで開示しない空港も多いので、空港で待機中にわざわざ電光掲示板やモニターまで見に行かずとも自分の搭乗予定のフライトの状況がわかるのは便利です。
日本を発着する多くのフラッグキャリアは、予約情報を登録しておけば自分の乗るフライトのオンラインチェックイン開始、ゲート情報、フライト時刻の変更などはアプリから確認できます。
搭乗ゲート、搭乗順番のグループも記載されているので、空港でモニターで自分のフライトを目を細めながら探す必要もなし。
こちらはエティハド航空のアプリの画面。
ぶっちゃけエティハドのアプリはかなりいけてないけど、必要な情報はちゃんと記載されているから安心。
ちょっとディスっちゃったけど私、関空就航のモロッコ行きがある航空会社の中でエティハド航空が一番好きです。
エミレーツよりもカタールよりもターキッシュよりもエティハド!
その理由も記事にまとめたいと思いながら月日のみが過ぎてゆく・・・
鉄道会社のアプリ(利用する場合のみ)
航空会社のアプリ同様、時刻表検索や予約ができるので鉄道旅行をする際には、ダウンロード必須。
ヨーロッパの主要国は大体アプリがあるので渡航前にチェック!
でもモロッコ国鉄はアプリなかったな・・・
ヨーロッパは一昔前は、ホームにある刻印機で紙の切符を刻印しないといけないというルールがあったけど、今や時代はEチケットですよ。
無刻印だと高額ペナルティを支払わないといけなかったので、刻印機を必死に探していた時代の私は、いまだにそのまま列車に乗り込むスタイルに慣れていない。
LINEの海外版です。
LINEが市民権を得ているのは日本のみで海外ではMeta社のWhatsAppが主流です。
電話、チャット、グループチャットなど出来ることはLINEとほぼ同じです。アイコンも同じグリーン。
海外では宿泊施設との連絡でWhatsAppを使う頻度が高め
連絡先をWhatsAppで登録しておけば、海外でもWifi環境があればすぐ電話できますし、宿から詳細なアクセス方法やチェックイン手続きの詳細やら注意事項を送ってきてくれたりするので、移動中に確認できてとても便利です。
写真や動画のシェアなど視覚的なコンテンツに重点を置いているSNS。
旅先で出会う旅人達は大体Instagramやってます。
連絡先交換となると、まずInstagram、なければWhatsApp、なければメールアドレスを交換します。
私自身メールで連絡を取り合う習慣が薄れつつあるので、昨今メールアドレスのみを交換した人とは続いていないです。
なので、せっかく海外で仲良くなった友達と連絡を取りたいと思うのであれば、Instagramは持っておいた方が良いです。
WhatsAppでもいいけど日本国内ではほとんど使わないし
まとめ
初期設定に時間がかかるアプリもあるので、日本出発前にアプリをダウンロードして設定を済ませておくのがオススメです。
移動手段、宿泊施設、通信手段、すべてスマホで確保できる時代になりました。
これまで旅行中にこれらに費やしていた手間と時間を有意義に使えるようになりました。
ただ、スマホのバッテリーが切れてしまうとジ・エンドなのでモバイルバッテリーのご準備は忘れずに。
先日リスボンの駅でスマホを落として絶望でしたが、無事すぐに見つかりました。
落としたことが発覚した時は、ワタシノ旅オワッタ。と思いました。
紛失と盗難には細心の注意を払いましょう。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 個人旅行の強い味方!海外旅行を快適にする最強アプリ10選 […]