モロッコへ行くならこれだけは気を付けて!モロッコ特有の5つの注意点を徹底解説

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基本的にモロッコは治安の良い国

モロッコ親善大使になりたい無職ソロトラベラーのNamic(@nami.739)です。

かれこれ40か国以上旅してきましたが、モロッコがダントツ一番好きな国!

初めてモロッコに足を踏み入れてから11年が経ちますが、いまだにあの圧倒的異国感と大自然の虜です♡

モロッコは1997年に即位したムハンマド6世国王が元首の立憲君主制の国。

モロッコの失業率は約13%(ちなみに日本は2~3%程度)と高いものの、政治的に安定していることが基盤になり、治安は良いです。

凶悪犯罪は少ないものの、スリ、置き引き、ぼったくりの類は普通にあるので、他の国同様に注意が必要です。

ちなみに外務省の渡航安全情報は、私がモロッコに行き始めた10年以上前からずーっと危険レベルは全土:「レベル1:十分注意してください。」です。

モロッコのTangier、Tetouan、Chefchaouen、Moulay Idriss、Fes、Meknes、Casablanca、Ifrane、Merzouga、Aït-Ben-Haddou、Ouarzazate、Marrakech、Essaouiraを旅した経験から、モロッコ特有の旅の注意点をご紹介します!

モロッコに行きたくなる写真ギャラリーはコチラから。

モロッコへ行くときに気を付けるべき5つのこと

治安のよいモロッコとはいえ、海外であることには変わりなし。

基本的な海外へ行くときに気を付けることの他に、モロッコ親善大使になりたい私がモロッコ特有の気を付けるべきことを教えます。

その1:モロッコディルハムはモロッコ国外では両替できない

モロッコはまだまだ現金が主流の国なので、物価が安いとはいえそれなりに現金の準備は必要です。

空港で両替えするのが面倒臭いから事前に準備していきたいのは山々ですが、残念ながらモロッコ国外でモロッコの両替はできません!

と一昔前に聞きましたが、変わっているかもしれません。

少なくとも日本国内ではモロッコディルハム⇔日本円の両替は不可!

モロッコディルハム自体が原則国外持ち出し禁止なので、モロッコ国外でモロッコディルハムの両替は難しいと思っておいた方がよさげです。

モロッコ国内では意外にユーロも使えますが、現金が主流なのでそれなりにモロッコディルハムも必要です。

モロッコディルハムは空港や駅、町中の両替屋さんや銀行で両替できます。

でも両替所や銀行に並ぶの面倒臭くないですか?

私はわざわさ両替所や銀行の列に並んだり、書類書いたりサインしたり、見慣れない通貨を計算して金額が合っているか確認したり、面倒臭いと思ってしまうタイプなので、両替所、銀行ではよっぽどのことがないと両替しません。

ユーロやアメリカドル、オーストラリアドルなどメジャーな通貨は日本国内の金券ショップで両替するのが一番安いですが、ディルハムなどのマイナー通貨の両替方法は次の方法一択です。

おすすめの現地通貨入手方法
現地のATMでデビットカードもしくはクレジットカードのキャッシングで現地通貨をゲット

感覚的に日本と比べて海外は街中にATMが溢れています。もちろん国際線がある空港、駅、バスやフェリーターミナルには必ずATMが設置されています。

そう、私は常に到着した空港や駅のATMでデビットカードやクレジットカードを使って現地通貨をゲットしているのです。

あまり大金を持ち歩くのが嫌なので、都度手数料はかかってしまいますが、少額ずつおろしてなくなったらまたATMへ走る・・・といった形でお金の管理をしています。

オススメは現地でお金を引き出せるクレジットカードやデビットカードを計2枚以上持って行き、一緒に管理しないということ。

万が一カードと現金が入ったお財布をすられたり落としたりしても、予備のカードで現金をおろせるのでリスク回避できるのです。

基本的には旧市街の中にはATMはほとんどありません。
フェズであれば旧市街フェズ・エル・バリの入り口であるブー・ジュルード門の前にATMがあります。
シェフシャウエンであれば旧市街入口のアイン門を出て真っすぐのびるアッサン通り?に銀行があり、ATMも設置されています。

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その2:ハシシの誘いに気を付けろ

ハシシとはずばり大麻の一種です。

「ハシシ」という名称は「草」を意味するアラビア語由来なので、アラビア語圏でしか使われていないのでしょうか?

モロッコは世界最大のハシシ生産大国で、ヨーロッパに出回っているハシシはほぼモロッコ北部のリム山脈の麓の大麻農園で生産されているんだとか。

そのモロッコ北部のリム山脈の麓っていうのがまさしく青の街で有名なシェフシャウエン!

私は大麻なんかと無縁よ!と思うかもですが、路上でも、現地で出会ったモロッコ人からもフツーに「ハシシ吸うか?」と聞かれます

特にハシシお膝元のシェフシャウエンでハシシ絡みの話を持ち掛けられます。

ハシシはモロッコでも日本でも違法です!

無用なトラブルを避けるためにも、ハシシには絶対手を出しちゃだめですよ。

10年以上前にオカンと一緒にシェフシャウエンの街を歩いているときにも、ハシシ吸うか?と声を掛けられましたが、オカン同伴で吸う訳ねえだろ!と思わずツッコミを入れかけたのが懐かしい。

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その3:パブリックスペースでのお酒はご法度

モロッコではイスラム教徒以外の飲酒は認められているので外国人向けのレストランやバーなどではお酒を飲めます

モロッコ人のほとんどがイスラム教徒であることには配慮が必要。

路上や電車内、海岸など公共の場での飲酒や泥酔状態になることは、外国人であっても禁止されているのでご注意を。

そもそもコンビニでビール買ってどこででも飲めちゃう日本が世界的に見ても珍しいのよね。

この点に関しては日出ずる国に生を受けて神様に感謝しかない。

とはいえ、ひとりで旅していると結構モロッコ人からお酒飲もうと誘われたりましますけどね。

モロッコはワインやビールも自国で作ってます。

ビールは「Spéciale Gold」や「Casablanca」を飲んでました。

その4:勝手に案内詐欺野郎には厳重警戒

モロッコは残念ながらエジプト、インドとともに世界三大ウザい国に名を連ねております。

私がモロッコ親善大使になったら、まずこの点に関して厳重に抗議を行うつもりではありますが。

モロッコが世界三大ウザい国に認定されてしまっている大きな要因の一つが、「勝手に案内詐欺」だと私は分析しております

モロッコはどこ行っても「街を案内してあげるよ!」「どこいきたい?そこの行きかたわかるからついておいで!」「〇〇が観光地だから連れて行くよ!」と現地のメンズ達が声を掛けてきます。

そこでホイホイついていくと勝手に案内詐欺に遭うのでご注意を!

彼らは目的地に到着後お金を請求してきます。

こっちからしたらお前らが勝手に案内したんだろ!となりますが、彼らからすると時間と労力を使って案内したんだからチップをよこせという輩なロジックです。

案内してもらう前に、「お金払わないよ!」と念を押したとて、目的地到着後にそんなの聞いてないと平然と請求してくる輩もいます。

相手が悪いとかなりしつこい、お金を払うまで解放してもらえないといったこともあるので、案内詐欺に遭いたくなければ断固拒否の一択です。

モロッコの街の旧市街は迷路のような道ばかりでややこしい

とはいえ請求される額は大した額ではないので、早く目的地に到着できるならお金を請求されてもいいや!と腹を括って案内してもらうのも一つの手です。

案内の道中、現地の情報をゲット出来たり仲良くなったり新たな交流が生まれて旅の醍醐味を味わえたりしちゃいます

あと、私の統計では案内してもらう間に積極的にコミュニケーションをとって彼らと仲良くなると後からお金を請求される確率はかなり下がります。

勝手に案内詐欺師対策法&心得
現地ですったもんだは面倒臭いと心から思っている人向け

現地人のガイドの申し出は徹底的に断る

本当に心から自分の街を案内してあげたいという親切心で声を掛けてくれる人も多いので、優しく断ってあげてね

地元のモロッコ人と絡んでみたい人向け

まずどうせお金は請求されるものというメンタルを持つww

案内をしてもらう前にガイドしてもらってもチップは払わないと毅然とした態度で主張する

せっかくガイドしてもらうんなら積極的に仲良くなってモロッコのことを知る

ガッツリ長時間ガイドしてもらったり内容に満足できたなら、礼儀としてチップは払ってあげるべきかなと

迷宮都市といわれるフェズは初回は半日のウォーキングツアーがオススメ

マラケシュや他の都市に比べて、古都フェズの迷路度はかなり高め。

初めてのフェズに行かれる場合は、公認ガイドによる半日ツアーがオススメ。行きたいところに確実に行けることと、おいしい屋台やお店を教えてくれたり、フェズの街を迷わず歩くコツを教えてくれたり、現地の人と交流のきっかけを作ってくれたりしますよ。

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その5:モロッコではドローン使用禁止

モロッコでは個人によるドローンの使用は禁止されています。

私は入国時にミラーレス一眼2台と交換レンズに三脚を持っていたからか、ドローンは持っていないか?と入国時に入念に確認されました。

持ち込みも禁止されているので、ドローンお持ちの方はご注意を。

番外編

注意事項ではないのですが、他の国ではそこまで悩むことはないのにモロッコへ行くと悩んでしまうことをご紹介。

モロッコ人の親切がお金目的なのかおもてなし精神なのか最初見分けがつかず疑心暗鬼になってしまう

モロッコ人、めちゃくちゃミントティーやらお菓子やらでもてなしてくれます。

でも勝手に案内詐欺野郎も存在するので、とても警戒してしまうんですよね。

最終的に今まで飲食物をもてなしてくれて、お金を請求されたことはないのですが、少しでも相手を疑ってしまった自分が小さく感じて自己嫌悪に陥ります。。

また、モロッコ人は困っていると助けようとしてくれる傾向にあるので、道に迷っていたら親切で声を掛けてくれたり、車やバイクで送って行ってあげるよという申し出も少なからずあります。

仲良くなったモロッコ人には車に乗せてもらったりすることはありますが、女性は初対面で車やバイクに乗るのはやめた方が無難ですね。

(あ、でも私スペインで知らないブラジル人カップルに車乗せてもらったり、モンテネグロでも知らない現地のおじさんの車に乗せてもらってるわ・・・)

まとめ

モロッコ滞在の注意事項で一番難易度が高いのはモロッコ人の悪意と善意を見分けることでしょうか。

こればっかりは自分の直感に頼らざるを得ないところでもありますww

今回の記事が楽しいモロッコ旅行の一助になれば幸いです~♪

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