海外ホステル選びの極意!失敗しない選び方とホステル滞在の実態を徹底ガイド

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アラフォーでもバックパックトラベラーのNamic(@nami.739)です。

好んでバックパッカーでホステル泊まる旅のスタイルを貫いているように聞こえますが、ただ単に予算の問題です、ハイ。

もちろん予算もホステル泊の動機の一つではありますが、ホステル泊はホテル泊とは異なる魅力が多いことも事実。

そんなホステル泊の実態と失敗しないホステルの選び方からホステル利用のメリット・デメリットまで徹底的に解説します。

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失敗しないホステルの選び方

まず失敗しない選び方の前に私の旅のスタイルとホステルを予約するタイミングについてご紹介します。

私の旅のスタイル
  • 基本的に国際航空券のみを事前購入
  • 日本から出発して最初の目的地のみ事前に宿の手配(空港到着後に宿を探す気力がないと思われるため)
  • 原則ホステルのドミトリー泊で物価の安い国はゲストハウスやホステルのプライベートルーム宿泊
  • 面倒臭がり&旅の旅程をFIXしたくない為、宿の予約は前日もしくは当日が多い

面倒臭がりな性格もありますが、スケジュールにある程度バッファーを持たせたいという理由から宿泊やら移動手段の手配は直前です。

また、以前海外へ出発する数日前に家族の危篤で直前に旅行を取りやめましたが、宿を予約していなかったので国際航空券代の15万円のみのダメージで済んだという教訓もあります。

私が通常使用しておりおすすめの予約サイトはBooking.comです。

ホテルや旅館への未払い問題があったとはいえ、宿泊する側としては今のところ大きな問題は感じられないので、Booking.comを使い続けています。

ホテルと違いホステルは独自の公式サイトや予約システムを持っていないところが多く、このような予約プラットフォームでの予約が一番利便性が高いと思います。

私が予約にBooking.comを使う理由
  • 理由1:他の予約サイトよりもホステルの件数が多い 
    Expediaなど他の予約サイトと比較すると、ホステルやゲストハウスの軒数が多い
  • 理由2:操作性
    簡単に操作でき、検索結果の見やすさや比較のしやすさ、不満は一ミリもありません。
  • 理由3:情報量の多さ
    どの予約サイトもホテルの写真が並べられていますが、その写真が実際どの部屋なのか分からないことも多いですが、Booking.comは自分が予約しようと選択した部屋するとその部屋の写真がかなりの枚数表示されます。その為実際に宿泊する際にギャップがないので安心して予約できます。
    またクチコミの数が多く、同一人物のクチコミでも良かった点と悪かった点が分けて記載されているので非常に参考になります。

前置きが長くなりましたが、失敗しないホステルの選び方をご紹介します!

Booking.comの評価8点以上の宿でハズレはほぼない

前述した通り、予約サイトの私のオススメはBooking.com一択です。

ホテルの場合はホテル公式サイトからの予約一択ですが、ホステルはBooking.comが断然オススメです

Booking.comでの予約の際に重視していただきたいのが、宿泊者の評価で決まる10段階の施設のクチコミスコアです。

サイト・アプリ上では★マークの横に記載されている数字です。

このクチコミスコアの数字が8以上の施設であればほぼハズレはないと思っていただいて大丈夫です。

ゲストとして絶対に避けたいのが、「不潔」「南京虫(ベッドバグ)」「周辺の治安の悪さ」ですが、クチコミスコアが8以上であればこれらをほぼ避けることが可能です。

多少高くてもダウンタウンや駅近などロケーションを重視せよ

クチコミスコアで8以上のホステルをピックアップ出来たら、次にチェックするのがロケーションです。

クチコミスコアがとても良く、雰囲気も抜群なホステルであるからという理由だけで、宿を確定させるのは危険です。

オーシャンビュー、マウンテンビューなどホテルの雰囲気と周辺の自然の景色などが理由でクチコミが爆上がりしているケースがあります。

周辺が自然に溢れている=主要駅やダウンタウンからのアクセスが悪いという可能性が高いです。

自然のロケーションを重視している場合は良いのですが、普通に観光に出掛ける場合はアクセスが良い立地でないとせっかくホステルステイで宿泊費を抑えているのに、タクシーなどの交通費がかかってしまっては元も子もありません。

その為、アクセスの良さは必ずチェックしましょう。

クチコミはなめたらあかん

クチコミスコア、ロケーションをチェックしたら、最後に投稿されているクチコミをいくつかチェックしましょう。

実際に宿泊した人の経験談から得られるものは多いですし、疑問に思っていることが解決することもあります。

数件だけでもクチコミを読んで、不安に思うものがなければいざ予約です!

 

ホステルステイの実態

よくホステル泊まりで海外行ってきました!というと、どんな感じなん?と質問をいただくので、よく聞かれる質問とともにホステルステイの実態をご紹介します。

どんな人が泊ってるの?

ユースホステルのイメージが浸透しているのか若者しか泊まっていないようなイメージを持たれがちですが、海外のホステルは老若男女バラエティに富んだ人たちが泊っています。

全体でみると20代から30代が一番多い感じです。

私は欧米のバケーションシーズンに旅することはほとんどないので、10代はあまり同室になったことはありません。

これまで色んなホステルを渡り歩きましたが、アラフォーの私が部屋で最年長!ということは意外にほぼありませんでした。

白髪の60歳は超えていそうなオッサンと同室になったり、アラ還のお姉さんと同室になったこともあります。

特にホステル文化が根付いている欧米の人は、ドミトリーの宿泊にあまり抵抗がないのかもしれません。

逆にホステルであまり出会わないのが、年齢問わず日本人を含めた東アジア人

中国人に関しては今まで一人たりともドミトリーで同室になったことがないです。

ですので、ホステルに泊まりたいけど若者ばかりだったらどうしよう躊躇している30代以上のそこのアナタ。

そんな心配は完全に不要です。

ただ、面白いことにホステルがある国の物価によってホステル泊の客層が変わるので下記ご参考ください。

個人的ホステルの客層についての考察

物価が高い国:

平均年齢が高くなります。物価の高い国や都市は宿泊費も高くなります。なのでそこそこ旅費に予算があり、通常はホテルに泊まることも多いが、宿泊にそこまでこだわらない、宿泊以外にお金を費やしたい層はホステルに宿泊し旅費を抑えようとします。

物価が安い国:

平均年齢が低くなります。物価が安い国は安い費用でホテルに泊まれるので、そこそこお金を持っている層はホテルやAirbnbに宿泊します。ホステルは学生やバックパッカー、長期滞在など費用を抑えたい層の率が高くなります。

観光大都市:

ヨーロッパの人気都市のホステルは、学生グループや旅慣れていない学生の率が高くなります。ヨーロッパの人気都市は観光情報も豊富、交通機関も発達し、イージーに旅ができます。

なので旅慣れていない若者やグループでの旅行が多く、ドミトリーで同室になるメンツがそんな若者ばかりになると、部屋で夜中まで盛り上がったりと悲劇的状況に陥ります。

私はベネチアのホステルでガールズトークに悩まされました。

マイナー都市:

ホステルに泊まり慣れた旅人率が高くなり、静寂な環境で過ごすことができる確率が高いです。

ドミトリーは一部屋何人?男女混合なの?

4人部屋から12人部屋が多いです。

ホステルによっては男女混合のミックスドミトリーしかないところや、女性専用ドミトリー、男性専用ドミトリーと男女部屋分けをしているところがあります。

予約時に確認できるので、必ず事前に確認しましょう。

ミックスドミトリーもフィーメルドミトリーも同じくらい泊まりましたが、女性であればフィーメルドミトリーを強くオススメします。

女性の一人旅は女性専用ドミトリーが断然オススメ
  1. ミックスドミトリーだと着替えの度にトイレやシャワールームに行かないといけないので面倒臭い
  2. ミックスドミトリーでオジサン率が高いといびき問題に悩まされる
  3. 下着を手洗いした場合、ミックスドミトリーだと堂々と部屋に干せない
  4. ドミトリー内にトイレ・シャワーがあるタイプだとトイレに籠るとソワソワする(私だけ?)
  5. とんでもないイケメンと同室になると緊張して寝れない(これも私だけ?)

実際泊まる部屋ってどんな部屋?

百聞は一見に如かず。

こんな感じです。

まともな写真を撮っておらず申し訳ございません

大体のホステルはドミトリーに二段ベッドが並べられています。

カーテンはついていたりついていなかったり。

カーテンが付いているとカーテンを閉めてベッドの上で着替えができるので便利です

だいたいベッドの頭のところか壁際にコンセントやUSB差し込み口、読書灯などが設置されています。

バスルームとトイレは部屋の中にあるタイプと、部屋の外に共用のものが設置されているタイプがあります。

ドミトリー内のPrivate Bathroomしかない場合は、夜や朝は順番待ちになるので、タイトなスケジュールの場合はシャワーの時間を夕方や昼などずらしたりしています

知らない人と寝るのは気にならない?

これは人によるとしか言いようがないです。

神経質な人には向かないかもしれません。

私はかなり神経質でちょっとした物音でも起きてしまうので、正直あまり長時間熟睡はできないです

それでもホステル泊を重ねていくうちに慣れてきたのと、旅行中は毎日2万~3万歩歩くので疲れ切って寝れるようにはなりました。

ルームメイトと話さないといけないの?

これは完全に自分次第です。

話したければ声を掛ける、話したくなければ自分の世界に浸る、で全く問題ないです。

ルームメイトと仲良くなりたい場合も、寝る為だけに部屋に帰りたい場合も、ちゃんと「Hello」くらいの挨拶はしましょう。

挨拶は万国共通、基本の「き」です!

気持ち的にも挨拶をしておけばなんでか気持ちも楽です

目覚ましアラームはセットできる?

ホステル泊を始めたころはアラームセットに関してはかなり神経質になっていました。

そしてホステル泊の経験を積んでいって気付いたこと。

外人たちバンバン目覚ましセットしとるやんけ!

皆さん遠慮なく結構普通にアラームセットしてます。

ただ、アラームが鳴ったら皆さん結構すぐ止めてくれるのと爆音でかける人はあまりいないので、起きはするけど「はよ止めんかい!」とイライラすることはなかったです。

アラームはセットしてもOK、音量とアラームの種類に気を付けて、アラームが鳴ったらすぐ止めることを心掛けることがドミトリー泊の暗黙の了解です。

ただかなり早朝にアラームをセットする際は、「明日〇〇時に起きないといけないからアラームセットするけどごめんね!」くらいサクッと声を掛ければお互い悪い気はしないと思います。

ちなみに私はビビりなので、小さい音量かつ麗らかなメロディーのアラームをセットして寝るのですが、今までアラームを鳴らしたことは一度たりともありません。アラームが鳴る前に動物的勘で何故か目覚めてしまうのです。

ホステル特有の設備は?

共有スペース

ホテルとは異なり、自由に食事をしたり、PCを使ったり、読書をしたりできる共有スペースがあります。

ドミトリーでの飲食が禁止で、食事は必ず共有スペースでとらないといけないというホステルもあります。

もちろん、テイクアウトした食事や、コンビニ飯も持ち込んでOKです。

また、大体のホステルはキッチンがあり、自炊することも可能です。

また、バーが併設されていたり、特定の時間のみビールやワインが飲み放題というホステルもあります。

このようなフリードリンクを活用すれば飲み代を抑えることもできるので、うまく活用しましょう。

リスボン中心地のホステルTHE CENTRAL HOUSEのオシャレな共有スペース

ランドリー

長期滞在や長期の旅行者が多いホステルでは、コインランドリーを設置している施設が多いです。

日本と同様、洗濯機と乾燥機が並べられています。

値段は街中のコインランドリーの方が安かったりするので、ちょっと高いなと感じたら、近所にコインランドリーがないか探してみましょう

ただモロッコのホステルは1着いくら、1回いくらという形で洗濯物を渡して依頼するパターンが多く、コインランドリーは一度も見かけませんでした。

ホステルステイの注意点は?

ホステルステイでの注意点は大きく2つ

貴重品の管理

ホテルの部屋のようにドミトリーのドアに鍵が付いているホステルと付いていないホステルがあります。

鍵が付いているドミトリーはルームメイトしか出入りできませんが、付いていないホステルは誰でも出入りできてしまいます。

鍵が付いているドミトリーであってもルームメイトは赤の他人であることは間違いないので、貴重品の管理はしっかりと

多くのホステルはドミトリーの中に一人ひとつロッカーをあてがわれます。

ただそのロッカーに鍵が付いていないこともあり、鍵を自前で準備しなければならないホステルもあります。

必ず南京錠は最低2つは持って行きましょう。

私のバックパックは2か所から出し入れすることができるので、少なくとも南京錠は2つ必要です。

こちらが鍵無しロッカー。

写真が分かりにくいですが、この⑨と書いてある箱がよくあるベッドの下の引き出しタイプの荷物入れです。

上の出っ張りと引き出しの穴にチェーンを巻いて、チェーンに鍵をつけるタイプの荷物入れです。

このホステルは鍵はついていないので、自前のワイヤー付き南京錠で鍵をしています。

南京錠はホステル泊の防犯対策の必需品!

バックパックで旅行する人は飛行機で受託手荷物としてバックパックを預ける時にも使用できるので、TSA対応のロックがオススメというか必須です。

通常の南京錠とワイヤータイプの南京錠があるのですが、ワイヤーロックの方が使いやすいですし、細いポールなどにバックパックを繋いでおくこともできます。

深夜に大きな音を立てないといったマナー

自分やルームメイトの為にも、深夜、早朝に大きな音を立てない、寝ている人に配慮するといった最低限のマナーは守りましょう。

ホステル利用のメリット&デメリット

ホステル利用のメリット・デメリットをまとめてみました。

メリット
  • 宿泊費用を抑えられる
  • キッチンがあるので自炊をすれば食費も抑えられる
  • 他の宿泊者との距離が近いので旅行者と交流する機会が多く、情報収集もしやすい
  • 様々な国籍の友だちができる
  • 英語を話す機会が多いので練習できる(そして打ちひしがれることもしばしば)
デメリット
  • プライバシーがない
  • ルームメイトの当たり外れがある(マナーの悪いルームメイトにあたるとストレスでしかない)
  • アメニティがないので、タオルやヘアドライヤー、洗面用具は持参で荷物が増える(タオルのレンタルは可能)
  • 色々と気を遣う(20年一人暮らしで自分の生活圏に人がいることに慣れていないからかも)
  • 英語が全く分からないとキツイ

おわりに

これまでのホステルステイの経験をもとにホステルの選び方と実態を解説しました。

泊ったことがない人にもふわっとイメージを掴んでいただけていると良いのですが・・・

恐らくホステルでの宿泊に躊躇して情報収集されている人もいると思うのですが、意外にハードルは高くないので試しに1、2泊されてみると良いと思います。

私は最初は知らん人と同じ部屋で寝るなんて絶対ムリ!と思っていましたが、実際に泊ってみると慣れれば行けるかもしれないということに気付き、今ではホステル常連です。

あとこっちは日本人だからか物音とか周りの人にすんごい気を遣っているのですが、意外にルームメイトは何も気にしておらず拍子抜けすることもあります。

あまり気負わずトライしてみたら世界が広がりますよ~

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