リスボンは美食の街
胃腸が弱いのに旅先で食べまくりトイレの住人になりがちなNamic(@739_nami)です。
色んな国や街へ行きましたが、食事が美味しい街として上位にランクインするのがポルトガルのリスボン。
海岸沿いに位置するリスボンはシーフードのみならず、スイーツや肉料理といった豊かな料理で訪れる人々を魅了しています。
リスボンにはこれは食べなあかん!という名物料理がたくさんあるので、名物ポルトガル料理もサクッとご紹介。
ポルトガルのレストランは、ポルトガル語のみの表記だったり、英語表記であっても料理の固有名詞を記載しているところが多かったので、料理名とMariscoは海鮮といった簡単なポルトガル語を覚えておくと料理を選ぶときに役に立ちます!
ポルトガルへ行ったら食べるべき名物料理
- パステル・デ・ナタ / Pastel de Nata
- バカリャウ / Bacalhau
- アロス・デ・マリスコス / Arroz de Marisco
- ビファナ / Bifana
名物料理の一つが「パステル・デ・ナタ / Pastel de Nata」。
サクサクのパイ生地に濃厚なカスタードクリームを詰めたこのタルトは、リスボンの多くのカフェで楽しめ、街の象徴とも言えるスイーツです。
Pastel=焼き菓子やパイ、Nata=クリームを意味します。
日本でいわゆる「エッグタルト」と言われているスイーツ。
ウィキペディア先生曰く、“本来のエッグタルトはポルトガル発祥のパステル・デ・ナタの影響を受けてマカオで生み出されたものを指す。” とのことなので、厳密には日本でいうエッグタルトとは異なる模様。
シーフード料理では「バカリャウ / Bacalhau」、つまり塩漬けタラはポルトガル料理の王道で、様々な調理法が楽しめます。
例えば、「バカリャウ・ア・ブラザ」は細切りのタラとポテトを卵で絡めた料理で、その豊かな味わいが特徴です。
あとシーフードで忘れてはいけないのが魚介のリゾット「アロス・デ・マリスコス / Arroz de Marisco」。
Arroz=お米、Marisco=海鮮を意味します。
超濃厚な海鮮トマトリゾット。
また、ポルトガルの名物として見逃せないのが「ビファナ / Bifana」。
このサンドイッチは、マリネされたポークをスパイシーなソースで煮込んだもので、カリカリのパンに挟んで提供されます。
豚肉はちょっとスパイシー&つゆだくな生姜焼きみたいな感じで味付けは濃い目。
お店によってはパン無しバージョンも提供しており、これがまたよいビールのつまみになるんです
ちなみにSUPER BOCKはポルトガルでお世話になりまくったビール。
ビファナは手軽に食べられるストリートフードとして人気があり、そのジューシーな味わいとピリ辛のソースがクセになる一品!
パン無しバージョンはフライドポテトとオリーブと一緒にやってきました。
もうビール飲めと言わんばかりのパーフェクトコンビネーション!
ポルトガルの料理は、どれも地元の食文化を色濃く反映しており、グルメ旅行者にはたまらない魅力が詰まっています。
地元民にも人気な安くて美味しい大衆食堂「Casa da Índia」
数あるリスボンのレストランの中から日本でも立ち飲み、大衆酒場を好む私的にドはまりだったザ・大衆食堂!な雰囲気の食堂をご紹介。
ホステルのポルトガル人スタッフの方に「ひとり飲みで入りやすいオススメのお店を教えてください」と聞いたところ、Wine Not?というワインバーを紹介されたのですが、外から覗いた感じおしゃれ過ぎて入店できませんでした・・・
私のようにおしゃれな居酒屋やバーに一人で入る勇気がないソロトラベラーには特にオススメのお店です。
その大衆食堂は、Rossio広場から歩いて行ける距離にあるCasa da Índia。
外観はこんな感じ。年季入ってます。
店内はこんな感じ。
Rossio広場近くのホステルに宿泊していたので、安くて美味しい食堂があるということで歩いて訪問。
お店の名前はIndiaだけど、インド感はゼロ。何故インディア?
普段は並ばない主義だけど、旅の終盤であまりユーロも残っておらず、「安い」というパワーワードに惹かれて少しばかり並んで入店。
店内は大混雑。
座席はすべて相席で、ほぼ満席状態でした。
地元民に人気ということでしたが、観光客もそれなりにいた気がします。
とはいえ、あまりヨーロッパ人の見分けもポルトガル語とスペイン語の違いもよくわからないので、実際の割合は見当もつきません。
大きなお店の割にホールスタッフが2人しかおらず、オーダーを聞いたり食事を運んだりで、止まっている瞬間がまったくないような状況。
オーダーするには大きな声で店員さんを捕まえないと、なかなかオーダーできません。
店員さんは超多忙で感じが悪いということはなく、呼び止めることさえできればテキパキとオーダーを聞いてくれますし、メニューに関する質問もちゃんと答えてくれます。
餃子の王将並みにスタッフがテキパキ動いていて見ていて気持ちが良かった
私がオーダーしたのはタコのグリル、生ビール、白ワインの3点。
これでお会計が12€。
べらぼーに安い訳ではないけども、日本の立ち飲み屋レベルの安さ。
着席して食事してるので、円安であっても日本よりも少し安い感覚。
お味は普通に美味しいです。
突き抜けて美味しいとかではないですが、変な癖もなく味付けも予想を裏切らず美味しくいただきました。
見ての通りボリューム満点、立派なタコです。
海鮮をはじめ、ステーキやチャーハンのような料理もあったので、ひとりでなければ色んな料理を食べられて楽しめるなと思いました。
シーフード(主にグリルされたもの)をオーダーしているお客さんが圧倒的に多かったです。
Casa da Índia
営業時間:12:00~1:00、日曜定休(Google情報)
住所:Rua do Loreto 49 51, 1200-471 Lisboa, Portugal
街の中心のRossio Squareから歩いて15分程度
おわりに
リスボンでひとり飯難民になりかけたら、Casa da Índiaへ!
ソロトラベラー特有の海外でのひとり飯のお店チョイスに時間がかかる問題を解決する一助となれば幸いです。
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