日本国内・海外問わず旅好き女子のNamic(@nami.739)です。
四国&瀬戸内を弾丸で旅した際に素敵スポットが盛りだくさんだったので、その中でも超人気の下灘駅をご紹介します。
絶景の駅・下灘駅の基本情報
写真好きや鉄道ファンの間では有名な愛媛県にある海が見える駅・下灘駅。
四国旅客鉄道予讃線の駅で、ホームの前には伊予灘の絶景が広がるフォトジェニックなスポットとして人気があります。
ホームからの絶景はさることながら、駅舎はとてもレトロで可愛いく、完全に女子が好きそうな雰囲気を醸し出しています。
これだけ映える駅なので、「男はつらいよ」「HERO 特別篇」等のドラマのロケ地として使われたり、何度もJRの青春18切符のポスターにも取り上げられている駅でもあります。
アクセス
下灘駅までのアクセスは車か電車のみです!
アクセスのオススメは断然クルマです
電車の場合、1時間に1本あるかないかなので、事前の時刻表チェックが欠かせません。
本当に駅の周りには何もないので、冬に行こうものなら下手したら帰る電車を待っているうちに凍死しかけます。
車
下灘駅は伊予市にあり、松山市内からは車で約40分です。
ひたすら国道378号線を走るのですが、この378号線は途中から伊予灘の海岸沿い、ひたすら青い海に浮かぶ島々の絶景を楽しめます。
駅舎の横に駐車場がありますが、数台しか停めることができません。
その為、駅舎横の駐車場がいっぱいの時は、約200メートル離れた下灘臨時駐車場へ。
臨時駐車場には20台停めることができますが、ここもいっぱいの場合は更に1km離れた下灘運動公園の駐車場まで行かなくてはなりません。
臨時駐車場の詳細情報はコチラからどうぞ。
ありがたいことに駐車場はすべて無料で利用できます。
電車
車を運転できない場合は、電車で行くしかないのですが1時間に1本もないので、うまいこと帰ってこれる時間帯を選ばなければなりません。
電車で向かう場合は、降り立ったらすぐに乗ってきた電車と駅を撮影できるようスタンバイしておきましょう。
次に電車が来るのは数十分後になりますから・・・。
トイレ
下灘駅はトレイ完備です。
筆者が訪れたとき、まさかのお腹を壊しており、到着した瞬間に便意を催したのですが、テンパってトイレを見落とし、便意と闘いながら2km離れたヤマザキYショップ双海福本店へ駆け込みました。
地獄のような時間でしたよ・・・
筆者が見落としたトイレは駅舎のホーム側にあります。
下灘駅には改札口という概念がないので、自由にホームや駅舎に出入りできます。
今となっては何故トイレを見落としたのか謎でしかないです。
あとは臨時駐車場がいっぱいの場合に利用できる下灘運動公園にもトイレがあります。
筆者のように胃腸の弱い方も、安心して訪れることができます!
下灘駅のここがスゴイ
海が見える駅なんて日本全国どこにでもあるでしょ!と思われた方もいることでしょう。
そう、下灘駅のなにがスゴイって、ホームから水平線に沈む夕日を見られるところなんです!
これだけ海が近くて、視界が開けていて、沈んでいく夕日を見られる駅って他にあるんでしょうか?
少なくとも私は知りません!
夕日+レトロ駅=フォトジェニック
完全無敵な方程式が出来上がりました。
ちなみに伊予灘は愛媛の西に広がっており、この予讃線と並走して走っている国道378号線は「夕やけこやけライン」と呼ばれ、夕日が綺麗に見える道として親しまれています。
オススメの訪問時間帯
日没前後
沈んでいく太陽と下灘駅と電車。
最高なコンビネーション!
更には太陽が沈んだ後のマジックアワーの海をセットで見たならば、加齢で涙腺が脆くなっている筆者は泣いてしまうかもしれません。
そんな幻想的な瞬間を見たい方は、夕方の訪問がオススメです。
早朝
沈んでいく太陽+マジックアワーも良いですが、これだけ有名なスポットにもなると人も多いです。
臨時駐車場が設置されているほどなので、週末なんかは混雑間違いなしです。
私がオススメするのは断然早朝です!
土曜日の早朝、といっても7時台に訪問しましたが、写真を撮っている人は数人ほどで、その数人も電車に乗って行ってしまったので、電車が行った後は暫く無人でした。
ゆっくり海の景色を楽しめましたし、電車の写真も意図せぬ人の写り込みもなくノンストレスで写真を撮ることができました。
写真の撮り方
写真は正直、どこを切り取っても絵になります。
ホームと海、ホームに入線した電車と海、ホームのみ、だいたいこの3パターンになるかと思います。
季節によっては線路沿いに植えられたコスモスが咲いていたりするので、コスモスを入れるとより素敵な写真が撮影できると思います。
とにもかくにも下灘駅を撮るにあたって一番重要なことは、
広角レンズを忘れるべからず!
ということです。
広角レンズさえ持参していれば、ほぼ勝ち組です。
下記の写真にも焦点距離を記載しましたが、この場所は広角レンズがなければ厳しいです。
ホームと駅舎の距離が短く後ろに下がって距離を調整することができません。
特にこの記事のタイトルのようにホーム全体を撮影するとなると、広角レンズが必須です。
筆者はオリンパスユーザーなので、マイクロフォーサーズシステムなので、フルサイズ35mm換算だと24mmくらいで撮影しています。
最近のスマホカメラの焦点距離は24~26mm(35mm換算)~のようなので、スマホでも撮影可能です。
レンズを買うなら種類が豊富なカメラのキタムラがオススメです♪
【番外編】下灘駅近辺のおすすめカフェ
車で下灘駅へ行った時限定ですが、下灘駅から車で15分ほど大洲方面へ行ったところに「ギャラリー華」という土日だけ営業している伊予灘のパノラマビューを楽しめるカフェがあります。
ケーキとパンと飲み物をいただけるギャラリー併設のカフェで、屋内からとテラスから伊予灘を見渡せます。
ケーキもパンも美味でご夫婦でされている雰囲気の良いカフェです。
しかもケーキと珈琲で600円という良心的すぎる価格設定!
他にも天然酵母のパンが棚に並べてあり、飲み物と一緒にいただいたりテイクアウトすることができます。
基本土日営業ですが、8月はお休みなど不定休でもあるので、行く前に営業日の確認が必須です。
公式HPがないので、Googleビジネスプロフィールから住所、電話番号を確認できます。
営業時間があえば、下灘駅とセットで訪れたいスポットです。
まとめ
絶景を楽しめて、昔ながらのレトロな雰囲気に酔いしれて、フォトジェニックな写真を撮れる下灘駅、筆者のおすすめスポットに加わりました。
この 予讃線、下灘駅はずっとこのまま昔ながらの駅舎で古い車両で運行して欲しいですね。
旧国鉄車両が大好きな筆者としては、車両の世代交代が進んでいくのが寂しくてたまらないのです。
やはり昔ながらのローカル線には昔ながらの車両が合いますし風情があります。
安全面から考えても世代交代していかなければならないのは分かるのですが、いつまでも、次の世代、次の次の世代にもこの景色を残していって欲しいなあと思ってしまいます。
ちなみに2021年12月27日にラストランとなる車両「伊予灘ものがたり」は、引退後に瀬戸大橋を通って京都まで走り、京都鉄道博物館で2022年1月21日(金)から3月22日(火)まで特別展示されます。
伊予灘ものがたりとはご対面したことないのですが、近所にやってきてくれるようなので特別展示でお目にかかりたいと思います。
京都博物館に向かう時はきっと沿線は鉄道ファンのカメラで埋め尽くされることでしょう。
それにしても鉄道ファンのみなさんはどうやって時刻表に載っていない情報をゲットしているのか気になってしょうがないのは私だけでしょうか。
以上、絶景の駅・下灘駅の紹介でした!
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