12月って撮影ネタに困りませんか?
紅葉シーズンは行きたいスポットが多すぎて忙しかったのに対して、12月に入ると何を撮ったらよいのかわからなくなって、燃え尽き症候群みたいになっていませんか?
少なくとも私はそうです。
そういう時こそ大人しく家で大掃除したり写真の整理でもすればよいのですが、それもなんだか味気ない。
冬だから雪景色でも撮りにいけばいいんじゃない?と思うけど、昨今の温暖化で12月は京都市内に雪は積もりません。
雪の金閣寺、銀閣寺、宝泉院に貴船神社・・・狙えるのはだいたい年明けの1月からです。
関西の雪山登山も1月からが本番で雪山も撮影チャンスはあまりない。
ということで12月の京都で写真撮影を楽しめるスポットを集めてみました。
12月の京都のおすすめ撮影ネタ5選
京都嵐山花灯路2021
あまり知られていないですが、閑散期の観光客取り込みの為に始まった花灯路事業は今年度(令和3年度)をもって終了します。
つまり今年が最後の開催となるということです。
来年以降、民間事業者がこういったライトアップ事業を引き継ぐのかどうかは未定なので、見納めに訪れるのはいかがでしょうか?
また嵐山まで足を伸ばしたら、嵐電嵐山駅のキモノフォレストもフォトジェニックな撮影ポイントです。
伏見稲荷大社
トリップアドバイザーでも毎年「京都の名所ベスト10」の1位に選出されており、外国人に圧倒的な人気を誇る伏見稲荷大社。
千本鳥居は季節関係なく映え写真を撮影できます。
むしろ冬は参拝者も少ないので、無人写真を撮影するチャンスです!
季節関係なく、なんなら天候関係なく映え写真が撮れる、絶賛曇り女の筆者にとっては救世主的存在。
天気運のないそこのアナタ、京都へお越しの際は常にプランBとして伏見稲荷をお忘れなく。
雪の美山かやぶきの里
12月は京都市内はほとんど雪は降りませんが、京都市の北西に位置する南丹市にある「美山かやぶきの里」は12月に初雪が降り、積もることもあります。
鯖街道の途中にあり、アクセスは悪いですが、京都駅からJRとバスで行くことができます。
こちらは1年前、2020年12月の雪景色です。
今年の冬は寒いと風の便りで伺っております。
12月から十分狙えますよ、雪景色。
毎年1月末から2月の頭にかけて、美山雪灯廊というライトアップイベントが行われていますが、新型コロナウイルスの影響で2021年は中止、来年2022年も中止が決まっています。
しょぼん。
京都駅ビル光のファンタジー
冬といえばイルミネーション!
といいながら、筆者はイルミネーションは撮らないんですが。
キャピキャピした女子的写真に憧れを持ちつつも、こんな女子的ネタに食いつかないという大いなる矛盾。
京都はイルミネーションスポットがあまりない中で、京都観光のゲートウェイとなる京都駅は冬場だけイルミネーションでキラキラしています。
京都で撮影した帰りに立ち寄れるお手軽イルミネーションスポットなのです。
余談ですが、冬の京都の風物詩、ローム株式会社の本社敷地内がライトアップされるロームイルミネーションは2021年は開催中止です。
京都は神戸のルミナリエや大阪の光の饗宴のような、大規模イルミネーションがないので、小規模ながらロームのイルミネーションは貴重な存在なのです。
筆者もイルミネーションは撮影こそはしないものの、ロームのライトアップは毎年通過がてら楽しんでいるので残念です。
朝日と夕日
京都関係ないやん、というツッコミはお受けいたしません。
冬は夏と違い、空気中の水蒸気や塵が少なく空気が澄んでいるので、夏のように朝焼け、夕焼けの確率はぐんと下がります。
ただ、1年で1番日が短い12月は、車を運転できない筆者にとって始発で朝陽を撮影しに行ける貴重な時期なのです。
京都だと小倉山からの日の出も、始発で嵐山まで行って山を登っても間に合うんです。
夕陽に関しては早く日が沈むので、日没まで撮影しても帰りが遅くならないという理由、ただそれのみです。
早く帰って、家でお酒飲みたいですしね。
せっかくなので冬限定の撮影スポットも紹介します。
東山エリアは多く夕日スポットがありますが、日が短い冬限定のスポットが坂本龍馬と中岡慎太郎のお墓の前です!
お墓の前と言われてもなんのこっちゃとなりますが、高台寺からさらに山を登って行くと京都霊山護國神社があり、その境内に坂本龍馬と中岡慎太郎のお墓があります。
その二人のお墓の前が展望台となっており、八坂の塔や京都タワー越しに太陽が沈んでいくのを見ることができます。
なぜ冬限定かと言いますと、 京都霊山護國神社が17時に閉門なので、日の入り時間16時台の時期しか日が沈むのを見ることができません。
お墓エリアに入るには300円かかりますが、この時期しか拝むことができない景色と思うと安いものです。
坂本竜馬、中岡慎太郎、桂小五郎のお墓も参れますしね!
まとめ
12月も探せばネタはあります。
もしかしたら、12月はネタ切れというよりも暖かい家から一歩踏み出す勇気が何よりも大事なのかもしれません。
筆者はこの冬、何回家から踏み出せるのか・・・年内までに1、2回写真を撮りに出掛けられたら御の字でしょう。
それでは2021年も残すところあとわずか、悔いのない写真ライフを!
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