ただの吊り橋と侮るなかれ!撮影以外にも楽しみ盛りだくさんの明石海峡大橋
明石海峡大橋は神戸と淡路島を結ぶ世界最長の吊り橋です。
愛称はパールブリッジ。
私はずっと明石海峡大橋という名前につられて、明石市と淡路島に架かっている橋だと思っていたのですが、正確には神戸市垂水区と淡路市岩屋を結んでいます。
全長は3,911mあり、世界最長の吊り橋としてギネス記録にも認定されています。
なんとなくサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジも同じくらいありそうと思っていましたが、ゴールデンゲートブリッジは2,737mで1km以上も明石海峡大橋の方が長いんです!
高速道路である神戸淡路鳴門自動車道が走っているため、徒歩で渡ることはできませんが、年に2回ほど管理用通路を歩く「明石海峡大橋海上ウォーク」というイベントが開催されています。
今回は撮影スポットと一緒に明石海峡大橋の楽しみ方を紹介します。
舞子公園
明石海峡大橋の神戸側一帯は兵庫県立舞子公園があり、この敷地内に橋桁の下にある遊歩道「舞子海上プリムナード」があったり、ぱっと見ムーミンの家のような形をした建物「孫文記念館」、ちょっとした撮影スポットにもなっている「夢レンズ」という記念碑や松林があります。
敷地はかなり広く、海沿いには遊歩道が整備されており、この公園内だけでもたくさんのビューポイントがあります。
そんな舞子公園からの見逃し厳禁な撮影スポットを3か所ご紹介します。
真下からの明石海峡大橋
海沿いの遊歩道は階段のようになっているので、座ってゆっくり海を眺めることもできます。
この真下から橋桁がめちゃくちゃカッコいいです。
ここからの撮影はマストです!
孫文記念館前からの明石海峡大橋
この場所からの明石海峡大橋は全体を写すことができます。
2枚目の写真は、マイクロフォーサーズ規格で15mmなので、フルサイズ35mm換算で30mm以上のレンズであれば全景を収めることができます。
夢レンズと明石海峡大橋
夢レンズという記念碑越しの明石海峡大橋。
舞子海上プロムナード
ここはコスパ最強な私イチオシの施設なので、舞子公園に来たならば必ず行くべきスポットです!
なぜなら、平日は大人250円、土日祝は300円で橋桁のカッコいい幾何学模様のような建築美と橋からのパノラマビューを楽しめるのです。
たったの300円でこの景色を見ることができるなんて、コスパよすぎませんか!?
また、舞子海上プロムナード内には、展望カフェ「Tom’s Cafe」やお土産屋さんがはいっています。
パノラマビューを見ながらカフェで一服、至福の時ですね。
営業時間 | 9:00~18:00(最終入館17:30) GW/夏休み 9:00~19:00(最終入館18:30) |
休館日 | 4~9月 無休 / 10~3月 毎月第2月曜日(祝日の場合は翌日) / 12月29日~12月31日 |
入館料(平日) | 大人 250円 シルバー(70歳以上)100円 高校生・中学生以下 無料 |
入館料(土・日・祝) | 大人 300円 シルバー(70歳以上)150円 高校生・中学生以下 無料 |
イベント
ライトアップ
明石海峡大橋は毎日日没から23時までライトアップされています。
春夏秋冬、平日と土日でライトアップの色を変えており、更には毎時0分にはレインボーカラー、毎時30分には月毎に異なる色でライトアップしています。
下の写真のようなレインボーカラーは、毎時0分に5分間点灯されます。
標準的なライトアップカラーはコチラです。
平日 | 土・日・祝 | |
日没~23時 | 春(4・5・6月) :パールグリーン 夏(7・8・9月) :パールブルー 秋(10・11・12月):パールピンク 冬(1・2・3月) :パールイエロー | グリーンブルー |
毎時0分(5分間点灯) | レインボー | 平日と同じ |
毎時30分(5分間点灯) 【誕生石カラー】 | 1月(ガーネット)・7月(ルビー) :赤系 2月(アメジスト)・10月(オパール) :ピンク系 3月(アクアマリン)・9月(サファイア):青系 4月(ダイヤモンド)・11月(トパーズ) :オレンジ系 5月(エメラルド)・8月(ペリドット) :緑系 6月(パール) :3色組み合せ 12月(トルコ石) :水色系 | 平日と同じ |
これとは別に特別ライトアップされる日もあるので、色んなカラーの明石海峡大橋を撮影してみてはいかがでしょうか?
特別ライトアップカラーとスケジュールは、本州四国連絡高速道路株式会社のHPよりご確認ください。
https://www.jb-honshi.co.jp/customer_index/kanko_event/lightup/lightup-akashi.html
明石海峡大橋ブリッジワールド
明石海峡大橋ブリッジワールドは、本州四国連絡高速道路株式会社が主催する橋の歴史や、建築技術などを建築に携わったスタッフが説明してくれるツアーで、そのツアーの中で普段立ち入ることができない海面から約300mの主塔に登り、360度の絶景ビューを楽しむことができるツアーです。
ずっと前から参加したいと思っていたのですが、タイミングを逃し、更にはコロナでツアーの開催が見送られています。
コロナ後にツアーが再開されたら、参加したいですね!
https://www.jb-honshi.co.jp/bridgeworld/index.html
明石海峡大橋海上ウォーク
年に2回、旅行会社主催の橋の管理通路を歩くツアーが開催されています。
神戸側から淡路島へ橋の管理通路を歩いて渡り、淡路島で解散というツアーです。
普段歩いて渡ることができない明石海峡大橋を、しかも普段立ち入れない管理通路を歩いて渡るという貴重な体験ができるツアーです。
ただこのツアーも現在コロナの影響で開催されていません。
イベントの開催は、兵庫県の公式HPのイベントカレンダーよりご確認ください。
https://web.pref.hyogo.lg.jp/cgi-bin/event_cal_multi/calendar.cgi
シーサイドBeerテラス
第10回シーサイドBeerテラスが2021年5月1日(土)~5月5日(水)の5日間開催されます。
なんとこの期間中、このイベントのチラシを持参すると、ただでさえコスパが良すぎる舞子海上プロムナードの入場券が100円値引きの200円で購入できます!!
外でビールを飲めるだけでなく、焼き鳥、インドカレー、ゲバブ料理、広島焼き、イカ焼き、神戸の定番ぼっかけ焼きそばやご当地グルメの明石玉子焼き、台湾まぜそば、淡路島たこ焼き、カルビ焼肉やタイ料理を楽しめるようです。
さらには「唐揚げFESTA」同時開催で、全国の有名な唐揚げ店6店舗が出店します。
太陽の下でビールと唐揚げ・・・想像しただけでヨダレが止まらん。
もう胃袋がひとつでは足りないということだけは間違いないです。
撮影地データ
明石海峡大橋
明石海峡大橋の神戸側一帯は舞子公園となっているので、兵庫県立舞子公園の情報です。
【住所】〒655-0047神戸市垂水区東舞子町
【入園時間】24時間
【入園料】無料 舞子海上プロムナード、孫文記念館、橋の科学館は有料
アクセス
最寄りの駅はJR神戸線の舞子駅で徒歩5分。
舞子駅には新快速が止まらないので、快速もしくは普通電車利用です。
山陽電鉄舞子公園駅からも歩いて10分程度です。
大阪梅田から舞子公園へ行く場合は、阪神電車が山陽電鉄へ乗り入れているので、阪神梅田駅発となります。
おすすめ撮影時期
1年中いつでも!
特におすすめの時間帯は夕方の時間帯です。
季節によって太陽が沈む場所は変わりますが、孫文記念館の前あたりからは橋越しに夕日を見ることができます。
舞子公園からはいろいろな角度から明石海峡大橋を撮影することができるので、是非自分のお気に入りスポットを見つけてください♪
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