京都市在住で写真を撮っている人・Namic(@739_nami)です。
10月に入り急に寒くなり、今年の紅葉の見頃が気になりだした人も多いのではないでしょうか?
今年はコロナが第5類になってから初めての紅葉シーズンなので京都は激混み必至
狙い撃ちで絶景を見たい人や少しでも混雑を避けたいといった目的別でのおすすめスポットを厳選しました。
昨年2022年の見頃時期はコチラより確認ください。
絶景紅葉リフレクションを見たい!王道&穴場3選
リフレクションって暗い方が鮮明に際立つので、昼間よりも幻想的に見えますよね。
紅葉シーズンはライトアップが様々な施設で行われるので、ある意味リフレクションのピークシーズンです。
ここでは間違いないライトアップ×リフレクションのおすすめスポットを紹介しますね。
瑠璃光院 夜間特別拝観
もうすっかり京都のリフレクションの代名詞となりつつある瑠璃光院。
当サイトでも何度も取り上げていますが、本当に何度言っても息を吞む絶景です。
紅葉のシーズンは出来れば2回行きたいくらい
色づき始めの緑・黄色・赤が入り乱れるカラフルな紅葉リフレクションと色づいた真っ赤な紅葉リフレクション。
両方、オススメすぎます。
事前予約制ですが、リフレクションスポットである2階の書院の机周りは混雑必至ですので、譲り合って鑑賞しましょう。
瑠璃光院は2階の書院からの景色がフィーチャーされがちですが、1階のお座敷からのお庭の眺めや、写経セットが料金に含まれていたりとリフレクションだけじゃないところも魅力です。
嵐山祐斎亭 夜間貸切特別見学
この何年かですっかり知名度が上がった嵐山祐斎亭。
こちらは寺院ではなく、染色アートギャラリーで、染色作家の奥田祐斎さんの工房です。
事前予約が必要ですが、スカーフやジーンズの染色体験も見学と合わせて楽しめます。
丸窓のリフレクションは丸窓の部屋、嵐山の山々が机に映るリフレクションは川端康成の部屋からです。
数年前には庭に水鏡が設置され、新たなリフレクションスポットとなっています。
紅葉シーズンの見学は事前予約が必要
見学予約は公式HPからどうぞ。
2023年の紅葉シーズンは11月17日(金)~26日(日)の間、1日100名限定で貸切紅葉ライトアップを行っています。
この夜間貸切特別見学はJR東海ツアーズが主催しているので、申し込みはJR東海ツアーズの「そうだ京都行こう特設ページ」からとなります。
妙覺寺 夜間特別拝観紅葉ライトアップ
京都地下鉄・鞍馬駅から少し歩いた住宅街の中にある紅葉の名所・妙覺寺。
織田信長といえば本能寺の変から本能寺を京都の定宿にしていたイメージがありますが、信長が京都に訪問した二十数回のうち18回をこの妙覺寺に滞在しているので、信長の京都での定宿がこの妙覺寺となります。
本能寺の変が起こった際には、長男の信忠が宿泊していたことでも知られています。
ただ、妙覺寺はあまり紅葉の名所としては知られておらず、隠れた穴場スポットとなっています。
数年前よりお庭前に机を置いており、こんなリフレクションを撮影できます!
ライトアップ期間:2023年11月15日(水)~12月3日(日)18:00~20:00(最終受付19:30)
拝観料:800円(小学生以下無料)
<番外編>平等院鳳凰堂 夜間特別拝観
今回は京都市内限定での紹介ですが、宇治市にある平等院鳳凰堂の夜のリフレクションが言葉を失うレベルの絶景なので、是非足を伸ばして宇治まで見に行って欲しいです!
夜のライトアップは予約制ですので、事前予約をお忘れなく
詳細はコチラの記事でも紹介しています。
紅葉ライトアップは見たいけど人混みは苦手!穴場4選
鹿王院 夜の特別拝観
嵐山から近いにもかかわらずあまり知られていない紅葉の穴場スポットが鹿王院。
嵐電・鹿王院駅という寺院名が駅名になっているにもかかわらず、京都での知名度はあまり高くないのが不思議なくらい。
確かに住宅街に紛れて見逃しそうな入り口ではあります。
2023年は3年ぶりにライトアップが開催されます!
夜間拝観は事前予約が必要ですが、こんな素敵なお庭を見ながらお茶とお茶菓子をいただけるのも魅力。
夜間拝観は公式特設ページから申し込みできます。
北野天満宮 史跡御土居もみじ苑
北野天満宮は境内に国宝の御本殿などの建物群や、梅苑や御土居がありとっても広いです。
その中でも御土居沿いにはもみじが植えられており、秋にはもみじ苑として公開され、夜にはライトアップを行っています。
ちなみに御土居は、豊臣秀吉が外敵や鴨川の氾濫から京都を守るために作られた京都を囲む土塁とお堀のことです。
この御土居の一部が北野天満宮の境内にあり、もみじ苑として公開されています。
「史跡御土居のもみじ苑」は紅葉の名所としてそれなりに知名度もあり人は多いのですが、敷地が広くあまり混雑を感じさせないところが今回選定した理由の一つです!
期間:2023年10月28日(土)~12月3日(日)<予定>
時間:9:00~16:30 ※16:00受付終了(ライトアップは日没~20:00まで ※19:30受付終了)
入苑料:大人1,200円 小人600円
大原宝泉院 ライトアップ夜間特別拝観
京都の奥座敷と言われる大原にあり、額縁庭園で有名なお寺です。
それなりに知名度は高いのですが、京都市中心部よりバスで1時間かかることもありあまり混んでいません。
額縁に収まりきらない樹齢約700年の圧巻の五葉の松のある庭園は唯一無二で必見です。
ライトアップもよきですが、夕方もお庭に夕日が射してとても美しいです
大原には紅葉の名所・三千院や、宝泉院のように額縁庭園が見られる実光院が集まっているので、一緒に見て周ると満足度UPです。
無鄰菴 秋の紅葉特別夜間公開「トワイライト庭園パーティ2023」
明治・大正時代の政治家・山縣有朋の別荘だった無鄰菴もライトアップを行います!
事前予約、二部完全入替・定員40名かつ庭園はかなり広いので、混雑とは無縁です
お庭も素敵ですが、無鄰菴内には洋館も建っており、この洋館に日露開戦前に対ロシア政策を伊藤博文、小村寿太郎、桂太郎と山縣有朋で話し合ったお部屋があるんです。
歴史好きな人も萌えなスポットですが、あまり知られていないような。
無鄰菴は年中事前予約が必要なので、公式HPから申し込みが必要です。
開催日:2023年11月10日(金)、11日(土)、12日(日)、17日(金)、18日(土)
時間:①17:30-19:30 ②19:30~21:30 二部完全入替制
料金:4,000円(カフェ・ガイド付き)
定員:一部あたり40名
朝活で人混みを避けて紅葉を楽しみたい!早朝拝観おすすめ4選
朝が強い人限定!
昼間は激混みな超人気スポットでも、早朝は人がまばらだったりします。
紅葉シーズンのみ早朝から拝観可能なお寺もあります
圓光寺 秋の早朝拝観
可愛いお地蔵さんと額縁庭園で有名な圓光寺も紅葉シーズンのみ朝8時から早朝拝観を行っています。
紅葉シーズンのみ早朝拝観のみならず、全時間帯が事前予約制です!
早朝拝観が可能な秋の特別拝観期間中は、公式HPから事前予約が必要です。
期間:2023年11月11日(土)~12月5日(火)
時間:8:00~17:00
拝観料:大人1,000円 小中高生500円
東福寺 早朝先行貸切拝観
京都の紅葉名所の上位に常にランクインする東福寺ですが、行ったことがある人はご存知の通り、東福寺駅から境内まで人でぎゅうぎゅうです。
東福寺駅に至っては特設の改札口が設けられるほどの混雑っぷり!
今年は東福寺も早朝拝観を行いますので、朝のうちにゆっくり通天橋から紅葉を楽しんでみてはいかがでしょうか?
早朝拝観プランはJR東海ツアーズから申し込みが必要です。
ちなみに通天橋からではなく一番上の写真のような通天橋と紅葉は、一般道から無料で見ることができます!
臥龍橋という東福寺の外を走る道路に架かる橋が、東福寺の通天橋と紅葉を一望できるビュースポットです!
昼間は警備員が立っており、止まって見ることができないのですが、早朝は警備員が立っていない上にご近所の方しかいらっしゃらないのでゆっくり通天橋を眺めることができます。
南禅寺
「絶景かな、絶景かな」でおなじみの南禅寺は春だけでなく秋も絶景です。
境内は24時間出入りできますので、早朝は人も少なくオススメです
境内は広く、三門や水路閣など見どころも多く昼間は人で溢れているので、早起きして行く価値ありです。
石川五右衛門は歌舞伎の中で、絶景かなと見得を切っている三門の楼上での景色は必見ですが、三門は8:40~です。
真正極楽寺真如堂
三重塔と紅葉が絵になる紅葉の人気スポット・真如堂も実は、境内は24時間散策できるので早朝から繰り出しましょう。
真っ赤な紅葉と三重塔のTHE京都な景色を見られます
真如堂は徒歩圏内に、「金戒光明寺(黒谷さん)」、「永観堂」、「南禅寺」という京都の名だたる紅葉スポットがあるので、一緒に周れば紅葉を満喫できること間違いなし!
まとめ
サクッとですが、目的別の紅葉おすすめスポットをご紹介しました。
コロナを経て、混雑を避けるために事前予約を導入している施設も多いので、お出かけ前は必ず公式HP等で確認してくださいね。
コメント